ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

シロチドリ

2016年01月21日 | 沖縄の動物:鳥

 千鳥足

 海岸を歩く、若い頃は頻繁にあった。若い頃は海水浴に行き、ビーチパーティーをし、キャンプにも行き、デートで女性と海を眺め、浜辺でイチャイチャもしていた。オジサンとなってからは海岸のデートなんてほとんど無い。イチャイチャなんて皆無。
 海岸を歩く、オジサンと呼ばれる歳になってからは随分と減っていた。それがこのHPを始めるようになってから散歩が趣味となって、海岸端を歩くことも増えた。特に脱サラ農夫の友人Tが吉の浦に店を構えてからは、吉の浦海岸を年に数回歩いている。
 海岸を散歩していると、しばしば海鳥に出会う。海鳥って、いたんだ。そういえば、若い頃はちっとも気付かなかった。ヤンバル(沖縄島中北部の通称)でキャンプをしていれば、きっと多くの海鳥に出会っているはずだが、興味が無いものには気付かないということであろう。ヤンバルに多いカラスには気付いている。奴らは煩いから。

 去年(09年)、吉の浦海岸の散歩で何度も海鳥に出会い、その内、いくつかは写真が撮れた。後日調べると、チドリの類が2種、シギの類が2種であることが判明した。
 チドリ、という名前は若い頃から知っていたが、「そうか、君がチドリか」と、その姿を認識したのはこれが初めて。なので、チドリというとその姿よりも千鳥足とい言葉が先に思い浮かぶ。オジサンの私は、深酒すると決まって千鳥足になる。「ウソッ!」と思うくらい千鳥足になる。若い頃はそんなこと、全然無かった。
 ちなみに、千鳥足とは、「左右の足の踏みどころを違えて歩く千鳥のような足つき。特に、酒に酔った人の足つき。」(広辞苑)のこと。

 
 シロチドリ(白千鳥)
 チドリ目チドリ科の留鳥 全国に分布 方言名:チヅイ(チドリの総称)
 チドリ(千鳥)が広辞苑にある。名前の由来として「数多く群をなして飛ぶからか、また、鳴き声からか」とあって、正確なところは不明のようである。私としては、鳴き声からというより、群れで飛ぶからの方が風情があって好き。
 チドリは「チドリ目チドリ科の鳥の総称」(広辞苑)で、本種は胸や腹など白い部分が多い。参考文献に名前の由来は無いが、よって、シロ(白)なのだと思われる。
 『沖縄の野鳥』に「県内で繁殖する唯一のチドリ類」とある。同書には10種類のチドリ科が紹介されているが、他はみな旅鳥とのこと。シロチドリの項にはもう一つ面白い記述があった。「巣やヒナに人や犬などが近付くと、親鳥はケガをしたようにふるまい(擬態行動)、自分に注意を引きつけてヒナを守る」とのこと。親の鏡だ。
 『沖縄の野鳥』によると「海岸、埋立地の砂地などに営巣する」とのことで、生息場所も砂浜や干潟となる。私もそのようなところでしか見ていない。鳴き声は「ピュル、ピュル」、警戒時には「ピュイとかポイッ」とのこと。私は聞いたことが無い。
 全長17.5センチ。本土では夏鳥とのことだが、沖縄では留鳥となっている。

 記:ガジ丸 2010.1.4 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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