ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

洋楽オンチの訳

2016年10月21日 | ガジ丸通信-音楽・映画

 先週のガジ丸通信『本音の歌、建前の歌』に「私の流行歌はキャンディーズ、ピンクレディー、吉田拓郎、井上陽水あたりで止まっている。その後、私の興味は高田渡、友部正人、いとうたかお辺りへ向かい、オジサンとなってからは私の音楽趣味はクラシック、ジャズ、沖縄民謡がほとんどとなり・・・」と書いているが、
 小学校、中学校、高校にかけてはテレビの歌番組も大好きで、よく観たり聴いたりしていたので、その頃の流行歌は今でも覚えているものが多くある。歌手名で言うと、フランク永井、橋幸雄、舟木一夫、西郷輝彦、三田明、美空ひばり、江利チエミ、園まり、ちあきなおみ、越路吹雪、GSバンドのいくつか、などなど数え上げればきりがない。
 ただ、私は洋楽についてはほとんど知らない。友人達の多くが夢中になっていたビートルズでさえも好んで聴くということは無かった。有名なベンチャーズもローリングストーンズも、その作品は、「あー聞いたことがある」ものは2、3曲あるだろうが、タイトルは何一つ思い出せない。私は間違いなく洋楽オンチである。
 ちなみに、ここで言う洋楽とはポップスのことで、日本語で言えば「西洋の流行歌」であり、クラシックや古い映画音楽、ジャズやブルースなどの洋楽は少し知っている。
     

 高一の頃、クラスにT子という運動神経抜群の、さっぱり性格の女子がいて、私は仲良くして貰っていた。彼女から『ノックは3回』とかシルヴィーバルタンとかを教わった。しかしながら、彼女から洋楽の録音テープをいくつも貰ったけど、私はそれらのほとんどを覚えていない。何言ってるか解らない歌、私の好みにはならなかった。
 そんな中、彼女が「これいいよ」と強く勧め、歌詞の意味も教えてくれたのがあり、洋楽オンチの私でも「オッ!」と思ったのがある。ボブディランの『風に吹かれて』。彼女から聞いた歌詞も良かったが、少ししゃがれた声、語るような歌い方に惹かれた。
 ボブディランがノーベル文学賞受賞というニュースを聞いて、T子を思い出した。高校卒業後の40年ほど前、東京高円寺で偶然会ったきり会ってない。その後、結婚し、アメリカで暮らしているという噂を聞いた。元気かなぁ・・・という話は置いといて、

 ボブディランがノーベル文学賞受賞というニュースを聞いて、「画期的なこと、良い事じゃないか、あって然るべき」などと思い、そして、もう1つ思うことがあった。
 先週のガジ丸通信『本音の歌、建前の歌』に「A先輩から高田渡、友部正人の存在を教えて貰い・・・」と書いているが、その時聴いたLPレコードは、高田渡の『系図』と友部正人の『にんじん』であった。私は彼らの歌に感動した。特に、友部正人の歌は、これまで私が聴いていたフォークソングとは異質であった。彼は詩人であった。
     
 ボブディランの歌が文学なら私が感動したシンガーソングライター友部正人も文学ではないかと思い、そして、「あー俺は、音楽を音としてでは無く、言葉として聴くのが好きなんだ。だから、言葉の意味が判らない洋楽が苦手だったんだ」と気付いた。
 先週金曜日、ネットのニュースで「ボブディランがノーベル文学賞受賞」を見ながら、今日家に帰ったらギターを弾いて『にんじん』やら『一本道』など歌ってみようと思い、その通り、家に帰ってギターを手にし、歌ってみた。歌は覚えていたが、長い間声を出して歌うことをしてこなかったせいか、声が出なかった。使わぬ筋肉は衰えていた。

 記:2016.10.21 島乃ガジ丸

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