ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ポーク&ビーンズ

2011年03月28日 | 沖縄の飲食:缶詰・加工品・他

 カウボーイの食い物

 私が今のアパートに越したのは13年ほど前のことであるが、以来、夏休みに姉や義兄や、その子供たちが帰省している期間以外は、両親は二人暮らしの老夫婦であった。そして、今年2月に母が入院して以降は、父は独居老人となっている。
 アメリカに住所のある姉が7月の初め頃から3週間ばかり帰省していて、父の一人暮らしを防いでいた。姉がアメリカに帰った数日後には義兄が入れ替わるようにやってきて、父の一人暮らしを防いでくれている。その義兄も来週にはアメリカへ帰る。
  父は、要介護ではあるが、排泄や入浴は一人ででき、簡単な家事もできる。ただ、外に出て買い物することは困難である。そのため、一人暮らしの父に、私はヘルパーを頼むことを考えていた。買い物や料理、掃除などをやってくれるヘルパーである。
 ところが、姉はヘルパーを頼むという私の意見に首を振った。母の容態、父の様子をみるまでそんな考えは無かったようだが、アメリカでの残務整理が終わり次第、引き上げてくる予定とのこと。夫婦別居という犠牲を払って、両親の面倒を見るらしい。
  姉がいつやってくるか、はっきりはしないが、早くても8月末か9月初め頃になるだろうと義兄が言う。義兄が帰り、姉がやってくるまで2週間ばかりのブランクがある。その間、父の面倒を、私と二人の従姉が交代で見ることになった。

 父は偏食家である。そのことは二人の従姉も承知している。であるが、具体的にどんなものが好きで、どんなものが嫌いかは詳しくは知らない。それについては、長年一緒に食事を共にしてきた私も実は、同様である。生野菜が嫌いで、肉は好き、刺身は好きだが、焼き魚は嫌い、という程度のことを共通の知識として持っているだけである。
 父の好き嫌いの詳細を知らないのは、
 「僕に好き嫌いはあまり無いよ。」と父が言うからである。
 「作ってくれたら何でも食べるよ。」と言いながら、作ったものを食べないことが多いからである。先日、義兄が、自身の好物であるカレーを作ろうとしたら、「カレーは食べない。」と言われたそうだ。私も似たような経験が何度かある。

  私が知っている父の好物は、缶詰ならば他にいくつかある。シチュー(ストゥーと沖縄では言う)の缶詰は大好物である。シーチキン(トゥナーと沖縄では言う)も大好きである。キャンベルのスープ、特にチキンヌードルも好きである。それから、これは私も好きで、今でもたまに食っているが、ポーク&ビーンズ(マーミの缶詰と父は呼んでいる)も父の好物である。父はポーク&ビーンズをご飯にかけて食っていた。
 映画の西部劇で、カウボーイが食事する場面で、ビーンズ(豆)料理はよく出た。西部劇の大好きだった私は、それでポーク&ビーンズが好きになった。子供の頃は父を真似てご飯にかけて食べたりしたが、大人になってからは酒の肴になっている。
      
      
 記:ガジ丸 2007.8.5 →沖縄の飲食目次

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