カンクン2日目 - マヤ遺跡

カンクン2日目は、マヤ遺跡のひとつ、CHICHEN ITZA(チチェン・イツァ)に行きました。
この遺跡は、ジャングルに囲まれた遺跡で、世界遺産にも指定されています。

私達、ツアーに参加する時は、たいてい英語ツアーにチャレンジするのですが、
今回は、遺跡の説明をちゃんと理解したいと思い、日本語ツアーに申し込んでみました。
朝8時前にホテルを出発し、帰りは夜7時30分頃になる、長いツアーです。

大きなバスに乗り込んで、遺跡に向かいます。お天気は最高、ちょっと暑いくらい
乗り合いツアーですが、日本人は、私達2人と私達のツアーガイドさんだけでした。
親切な日本人ガイドさんのおかげで、のほほ～んとした楽しいツアーになりました。

道中、バスの中から、Valladolidという古い町並みや、マヤ人の集落を見学し、
セノーテという、きれいで幻想的な泉にも立ち寄りました。
セノーテでは泳ぐことができて、私達が行った時も観光客がたくさん泳いでました。もちろん、私も泳ぎました!!
(本当は泳ぐつもりはなかったのですが、あまりに美しいので、水面から景色を見たくなったのです)



その後、遺跡に到着です。ガイドさんから、遺跡についてたくさん教わりましたが、ここではハイライトをご紹介したいと思います。
ちなみに、遺跡の写真はガイドさんから頂いたものです。ありがとうございました

★天文台(Caracol Observatorio)

この建物は、天文台として使われていたそうです。カラコルとは、蝸牛（カタツムリ）のこと。
ドームの内側に、螺旋階段があり、その形がカタツムリを思い出させることから、名付けられたと言われています。

★ククルカンのピラミッド(EL Castillo)
　　　　
神々しい雰囲気を持った建物でした。
四方の階段は91段ずつあり、91x4(辺)=364。最上段の石段を足すと、1年の365日になります。
また、春分と秋分の日には、ククルカン(羽毛の蛇)が天から降りてくるような影ができる設計になってるそうです。
この建物は10世紀～13世紀頃のものですが、そんな時代に暦の計算ができたマヤ民族はすごいですね。
ここは以前、歩いて登れたそうですが、こんなに急な階段です(中央の写真)!! しんどそう
遺跡の建物には、右の写真のような蛇の飾りをよく見かけました。

★球技場(Juego De Pelota/Ball Court)
　　　
球技場では、3キロくらいの重くて硬いボールを腰で飛ばしあう球技をやっていたそうです。
上の方の5円玉みたいに見える輪がゴール。ゴールを入れるのが難しそうな球技です。
右の写真は、球技場の壁にある生贄のレリーフです。
敗者のキャプテンが、切り落とした勝者のキャプテンの首を持っている図だと言われています。きゃぁ・・・
勝者のキャプテンは、名誉ある英雄として首をささげたとのことですが、やっぱり勝ちたくないかも。

★頭蓋骨の台座(ツォンパントリ)

生贄の頭蓋骨を大衆にさらす場所だったそうで、壁一面に頭蓋骨が掘られていました。怖い～

=閑話休題====
ガイドさんの話では、マヤ人の祖先は、日本人と同じモンゴロイドなのだそうです。
マヤ人の祖先は、氷河期に陸続きになっていたベーリング海を渡ってきたと言われています。
それなので、マヤ人と日本人は、顔立ちも似てるし、蒙古班もあるのだそうです。
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以上で、歴史の時間は終わりです。ここまで付き合って頂き、ありがとうございました。

さて、この日の夕食は、ホテルのレストラン The Club Grill へ行きました。
ここでもスタッフから、おめでとうございますと言われ、テーブルにはバラの花びらが飾ってありました
ジャズの生演奏を聴きながら食事です。ボーカルは女性で、ブロードウェイの役者さんのように上手でした。
歌いながらテーブルを周ってくれ、あまりに素敵なのでうっとりしていると、
私達の食事が終わる頃、目の前に来て、特別に一曲歌ってくれたんです!!　すっごく感動しました
こんな可愛いプレートのプレゼントもあり、席を立つ時にはバラの花とチョコレートをもらい、夢をみているような気分になりました