日々の暮らしとYogaと

 
夫とふたり暮らし。心地よい楽しい日常を綴ります。アメリカとカナダの海外生活の記事もあります。YOGA教室を開催中。

カナディアン・ロッキーの旅 - バンフ編

2008-09-07 | Dallasからの旅
ブログを更新できないまま、何週間も経ってしまいました(焦)。他にも書きたいことはたくさんあるのですが、とりあえず、カナダの旅行記を終えたいと思います!!

カナディアン・ロッキーの旅の最後、ジャスパーからバンフへ向かう途中、エディスキャベルのハイキングをしました。45分くらいでエンジェル氷河と小さな氷河湖が見えるポイントに行ける、お手軽ハイキングです。

エンジェル氷河は、天使が羽を開いたような形をしているため、この名前がついたのだとか。歩きながら少しずつ姿を現す氷河は青白くて幻想的でした。

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この氷河、見れば見るほどテキサス大学のシンボルでもあるロングホーンに見えるのですが、、、氷河湖には氷河の塊が浮いていました。ここも寒かったぁ~

氷河の近くまで来て驚いたのは、氷河の下に氷のトンネルがあったこと!私はもし崩れてきたらと思うと怖くて中に入れませんでしたが、中にはトンネルの奥で記念撮影をしているグループもいました。氷河や氷のトンネルをみていると、本当に別世界に来たような気がします。

 

バンフへは、行きにも通ったアイスフィールドパークウェイをドライブしました。景色がきれいで有名な道路で、この時は晴れ間もあり、行きよりも景色を楽しめました。写真はペイトー湖。水の色が美しい湖です。



バンフで滞在したホテルはリムロック・リゾートホテル。ラッキーなことにホテルのサービスで、眺めのよいお部屋にアップグレードしてくれました。窓からの素敵な景色に大喜びしていたのですが、夜中に大雪が降ってしまい、翌朝窓の外を見たら真っ白。。。がっかりです。

※ホテルの窓からの景色。雪が降る前と降った後のものです。
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バンフは、こじんまりした可愛い町。観光客も車の数も、ジャスパーに比べて多いです。


バンフでの夕食は、いろいろ迷った挙句the bisonへ。メニューには食材の仕入れ元のリストがあり、安全かつ美味しい食材を使っているそうです。メニューにはBison BurgerやGrilled Bisonなど、バイソンのお肉を使ったお料理もありましたが、それは避けてお魚のお料理をオーダーしました。

右端の写真は、ランチで利用したWild Flour Bakeryで撮ったもの。オーガニック素材を使用したパンやスープが人気のお店で、私たちが行った時も店内はお客さんで一杯でした。



バンフ最後の日のお天気は雪から雨なってしまい、引きこもりがちでしたが、それでも短いハイキングに行きました。バンフの町からボウ滝を往復するもので、ハイキングというよりウォーキングかな。ついでに古いお城ホテル、フェアモント・バンフ・スプリングスも覗いてきました。

バンフの他の見どころとしては、サルファー山、ミネワンカ湖、バーミリオン湖、カスケードロック・ガーデンなどなど、たくさんあるそうです。お天気さえよければね~

今回の旅は、気持ちよく自然を満喫できた旅でした。日本から持ってきたトレッキング・シューズとハイキング用リュックが大活躍。レインコートも予想外に出番が多かったですけど。またハイキングに行きたいな。

カナディアン・ロッキーの旅 - ジャスパー編(2)

2008-09-06 | Dallasからの旅
ジャスパー滞在中は、ドライブやハイキングを楽しみました。

ドライブでは、まずはマリーン渓谷(Maligne Canyon)に。落差50メートルくらいある、深い深い渓谷が印象的でした。写真は右側(→)です。

次は、メディスン湖(Medicine Lake)。秋になると、湖水がマリーン渓谷の方に流れ出てしまうため、水がなくなってしまう、夏しか見られない珍しい湖です。



そして、カナディアン・ロッキー最大の氷河湖、マリーン・レイクに行きました。ここでは、スピリットアイランドというビューポイントに行く、1時間半のボートクルーズにのりました。クルーズの詳細はこちらにあります。

写真はクルーズ船とスピリットアイランドの景色。真ん中の小さな島がスピリットアイランドです。背景の山々も美しく、神秘的な景色がもう感動的でした。



湖でカヌーをしている人達もいたけれど、気温が低いため、みんな雪だるまのように着こんでいました。とても寒そう。きっと、ポカポカ陽気の暖かい日だったら、気持ちがいいんだろうなぁ。滞在中はずっと寒かったので、私達はカヌーはもちろん、乗馬も自転車も全くする気になりませんでした。

この後、お天気が崩れ始めたのですが、せっかく来たのだからと向かった先は、ウィスラーズ山のゴンドラ(Jasper Tramway)。頂上の駅についたところで、せっかく来たのだからと冷たい風&ときどき雨の中、尾根までハイキングしました。欲張りすぎかも!?

頂上付近はとても寒かったのですが、眺望は見事そのもの。写真では上手く撮れませんでしたが、虹も出て幻想的な景色をみることができました。頑張って歩かないと見られない景色もたくさんあるのですね~



帰りのゴンドラを降りた途端、雷雨になりました。山の上でハイキングしていた私達は雨が強くなる前に下りましたが、もし頂上付近で雷雨にあっていたらと思ったら恐ろしくなりました。山の天気は変わりやすいので、もっと注意しなくては。

ジャスパー2日目の夕食は、ホテルご飯にしました。The Moose's Nook Northern Grillというカナダ料理のお店です。前菜、サラダ、アルバータ牛のプライム・リブを、全ぶ2人でシェアして頂きました。

カナダ料理にはカナダ産のワインってことでお、お店の方のオススメのオカナガン地方のミッションヒル・ワイナリーの白と赤を一杯ずつ飲んでみました。予想以上にお料理との組み合わせがバッチリで、おいし~いディナーを頂けて大満足でした。サービスもよく、ほとんどのお料理を2人でシェアしたのに、全て2枚のプレートに分けて持ってきてくれました。ミッションヒル・ワイナリーにもいつか行ってみたいなぁ。



今回の旅行の中で、私はジャスパーが一番気に入りました。自然が多く、ひっそり静かで心が落ち着く感じが好きでした。温泉もあるのですが、行こうと思っていた時に雷雨になってしまって行けませんでした。それだけが残念です。

マリポサのクラブケーキ

2008-09-05 | Dallasの暮らし
カナディアン・ロッキーの旅行記を書いている途中ですが、いったんお休みして別の記事をアップします。というのも、旅行中、写真をたくさん撮りすぎて、思いのほか整理に手間どっているのです。後のことをよく考えて写真を撮ればよかった。。。

最近のダラスは暑さも随分和らぎ、秋はもうすぐそこという気配が漂っています。

以前、まだ真夏の暑い時に、お友達とニーマン・マーカス(Neiman Marcus)直営レストラン、マリポサ(Mariposa)でランチをしました。雰囲気がよくて美味しいお店でしたので、その時のレポートです♪

Mariposaとはスペイン語で"蝶々"という意味なのだそう。このお店は、Willow BendモールのNeiman Marcusにありますが、レストランに行くまでのエスカレーターに、たくさんの蝶々のモチーフがディスプレイされていたのは、そのせいでしょうか?

お店では、メニューと一緒にあの有名なパン、"ポップオーバー・ブレッド"が運ばれてきます。表面はシュー皮みたいにふわふわ、中は空洞があり、もっちりした食感で、添えられたストロベリー・バターによく合います。



オーダーしたのは "PAN-ROASTED CRAB CAKE SALAD (クラブケーキのサラダ)"。ほっぺたが落ちそうなくらい、美味しいです。



お友だちとお喋りしながら、お洒落なレストランでおいしい食事を頂けて幸せです。その日の夜に主人に報告したら、"もし生まれ変わったら、駐在員の奥さんになりたいって言っている知り合いがいるけど、なんだか分かる気がする"、と羨ましそうでした。主人とは、数日後の週末にちゃんとランチに行きました。

このお店、ランチの時間帯は混むので、早めに行った方がよいとのこと。確かに平日でも休日でも、12時をまわると満席にでした。そして、クラブ・ケーキの他に、キッシュも美味しいそうです。

実はクラブ・ケーキに魅せられて、その後 Central Market でフライパンで焼くだけの簡単なクラブ・ケーキを買ってみました。もちろん、レストランで頂くのとは違いますが、これはこれで美味しかったです。大きめなので、2人で1個で足りると思います。

Mariposa
2201 Dallas Pkwy, Plano, TX 75093
Phone: 972-629-1718

カナディアン・ロッキーの旅 - ジャスパー編(1)

2008-09-04 | Dallasからの旅
3日目は、レイク・ルイーズからジャスパーに向かいました。

ジャスパーへは、アイスフィールド・パークウェイという道路を通って行きます。この道は、両側に標高の高い美しい山や氷河、湖などの美しい景色を見られるので有名ですが、残念なことに私達が通った時のお天気は雨 2日後に、同じ道を通ってバンフに戻る予定なので、泣く泣く帰りに期待することにしました。

途中にあるコロンビア大氷原で、氷河の上に立つことができるツアーに参加しました。広大なコロンビア大氷原から流れ出しているアサバスカ氷河の上まで、スノーコーチ(雪上車)で連れて行ってくれるツアーです。↓の写真は晴れ間の瞬間に撮ったもの。



スノーコーチでは、移動中に運転手さんがコロンビア大氷原や氷河について、分かりやすく解説してくれました。コロンビア大氷原はとても広大で、私たちが見ている部分は端っこに過ぎないのだそうです。ヘリツアーに参加すると、全貌が見られるそうですよ。

アサバスカ氷河に到着後、氷河の上に降りて歩いてみました。そのうち、お天気が悪くなり、雨がふって雪に変わり、とてもとても寒かったー。周りのみんなも寒そうです。



カナディアン・ロッキーに来てから、景色を見たり、ハイキングしたり、いろんな解説を聞いたりするうちに、だんだん自分が小さく感じられるようになりました。自然はなんて大きいのでしょう!

氷河を後にして、ジャスパーに向かっている途中にハプニングがありました。クマ(多分ブラック・ベア)が道路を横切ったのだそうです。運転していた主人は、興奮気味に見た見た!!と言ってましたが、(斜め上の)山を夢中で見ていた私は気づかず、見逃してしまいましたっ、残念(涙)。やはり、クマはロッキーにいるのですね。

ジャスパー初日の夕食は、お友だちオススメのシーフード・レストラン、Fiddle Riverに行きました。お手ごろ価格で美味しい食事ができると有名なお店です。写真はジャスパーの町並みとFiddle Riverの看板、そして頂いたハリバットのソテーです。



そしてジャスパーのホテルは、Fairmont Jasper Park Lodgeです。自然の中のホテルという感じで、静かな敷地内には、ときどき野生動物も現れるそうです。

ホテルの前にはボベール湖という湖があり、湖を取り囲むように可愛らしいコテージが並んでいます。ボベール湖の周りにもトレイルがあるので、朝のお散歩をしました。ここは、今回の旅行で私が一番気に入ったホテルです♪ 写真はボベール湖と湖畔のコテージです。



日暮れ時に、ボベール湖のほとりを鹿のペアがお散歩していました。この、のんびりとした光景にとても癒されました。翌日は、リスがパン屑をくわえてロビーをタタッと横切っていました。ロビーのお客さん達もそれを見て、ビックリしたり、笑ったりと。



野生動物といえば、ジャスパーではいろんな所でシカを見かけました。林の中や、草原の中、町の中でも! こちらは、シカのグループが道を渡っている様子です。



次回は、マリーン・レイクをはじめとするジャスパーの見所について書く予定です。

カナディアン・ロッキーの旅 - レイク・ルイーズ編

2008-09-03 | Dallasからの旅
8月末に、カナディアンロッキーを旅行してきました。カナディアン・ロッキーの有名な国立公園、バンフ、ジャスパー、ヨーホー国立公園をまわってきました。

旅行の前後はバタバタと忙しく、ブログを書くためのまとまった時間がとれませんでした。更新が滞っていたのに、たくさんの方に見に来て頂いてありがとうございました。

肝心の旅行ですが、主人は(自称!?)晴れ男なのに、今回はお天気に恵まれず、滞在中に晴れ、曇り、雨、雷、そして雪をぜーんぶ体験しました。晴れだけでよかったのにな。それでも、のんびり自然を満喫できた楽しい旅でした。

カナディアン・ロッキーへは、まず飛行機でカナダのカルガリーに行きます。私達は、カルガリーからレンタカーでまわりました。日程はシンプルに、レイク・ルイーズで2泊、ジャスパーで2泊、最後はバンフに戻って2泊、合計6泊の旅です。ゆとりを持った日程で、大好きなハイキングがたくさんできました♪

今回は、飛行機のチケットをマイレージで取れたので、その分、グレードの高いホテルをとることができました。旅行に行く前から、ロッキーの山や湖とホテルが楽しみで楽しみで仕方のなかった私です。

最初の目的地、レイク・ルイーズ(Lake Louise)


ロッキーの宝石と言われる湖ですが、ご覧のとおり、滞在中はずっと曇りでした。湖の向こうにはビクトリア山という山があり、そこにビクトリア氷河があります。曇りのため、空と氷河の境が分からないのが残念なところ 湖は青緑色で何とも神秘的でした。湖畔に遊歩道があり、湖を半周できます。朝にお散歩しましたが、ひんやり気持ちよかったです。

最初の2泊は、このレイク・ルイーズの湖畔に建つホテル、フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズに泊まりました。ホテルからの湖の眺めはもう最高! 外観も素敵なホテルで、私達は"お城ホテル"と呼んでいました。お庭もたくさんのお花が咲いていて、すごく素敵でした。湖だけじゃなく、お庭を写真におさめている旅行客もたくさんいました。ただ、お部屋は意外に狭かったです。


ホテルもよかったですが、食事にも感動しました。初日からパンとカフェラテの美味しさにビックリ♪ ホテルや町のカフェで買ったクロワッサンがサクサクで美味。幸せ~

2日目の夕食には、ホテルの近くのレイク・ルイーズ・ステーションというレストランに行きました。古い駅舎を改良したレストランで、駅舎の奥には古い列車も置かれていました。私たちは駅舎の方で食事しましたが、列車でも食事ができるそうです。主人はステーキ(アルバータ牛)、私はサーモングリル(カナダっぽい?)をオーダー。食事も美味しかったけど、デザートのチーズケーキが絶品でした。右の写真はパーキングにあったお店のサイン。お花の寄せ植えがかわいかったです。


レイク・ルイースでは、ホテルからアグネス湖までの往復3時間のハイキングをしました。途中、ビッグ・ビーハイブ(Big Beehive)という岩山やミラー湖(Mirror Lake)(左の写真です)を見ながら、さらに登ります。

道はきつかったけど、頂上からの眺めは素晴らしかった! 努力なしでは、この景色は見られないのね~と2人で達成感に浸っていました(笑) 主人はハイキングがあまり得意ではないのに、この旅ではいつも颯爽と歩いていて驚きました。景色も空気もきれいで歩きやすかったのか、この日のために密かに自主トレをしていたのか…!?



レイク・ルイーズ滞在中には、周辺の見どころに行きました。

モレーン・レイク(Moraine Lake)



人気の高い湖で、絵画やポストカードに取り上げられているのをよく見かけました。奥に見える山はテンピークスです。
ちょっと寒かったけど湖畔のトレイルを歩きました。途中に、山の方に行くトレイルが分岐していて、そのトレイル入り口に、こんな看板がありました。



ここから先は、4人以上のグループでハイキングしなさいと。看板にはクマの顔がありますが、カナディアン・ロッキーではクマに出会うことがそんなに珍しくないそうです。

ゲートでもらった国立公園ガイドにも、クマに出会ってしまった時の対処方法が書かれていました。クマが攻撃的でない場合は、日本でよく言われるように"死んだふり"をすること。クマが攻撃的な場合には、徹底的に"Fight Back(反撃)"しなさい、と。どちらにしても恐ろしいことには変わらないですよね。。。

ヨーホー国立公園

タカカウ滝やエメラルドレイク、スパイラル・トンネル、ナチュラル・ブリッジに行きましたが、やはり一番よかったのはタカカウ滝でした。間違えて、"タタカウ滝"と言ってしまいますが、、、

滝つぼ近くまでトレイルがあるので、小雨の中、滝のしぶきを受けながら歩きました。下から見上げる滝は豪快そのもの。400メートル近い落差があるそうです。



この先、ジャスパー、バンフへの旅に続きます。