父の生まれ故郷は
本当に田舎であります。
どれくらいかと言うと。
吉幾三の
「俺ら東京さ行ぐだ」の歌詞ががわかりやすい。
比喩している部分はあるでしょうが
まぁその歌が生まれた感じの田舎であります。
ただ
だからこその
私にとって
とてもとても魅力的な津軽なのですが。
1ヶ月ぐらい前でしょうか
祖母の住む地域から近い村で
葬式があり
東京や他県から親族が集まり
コロナが出たそうです。
若者は父と同様、津軽を離れる人がやはり多い。
田舎ゆえの現実です。
そして
青森全体のコロナ患者数を踏まえて
しかもその田舎で出たとなったら
富士駅北地域のクラスターよりも
もっとナーバスになっていると想像できます。
ですので
祖母の家に行く際は
検査してから行く手筈でおりました。
そして
やっと
明日、行こうと。
告知もし。
車に身支度のスーツケース
万が一の為のシュラフ、水、ホッカイロ、食べ物を詰め込んであります。
明日仕事してから
家に帰り、風呂に入ってから着る服も
もう部屋に用意しております。
行く体制万全でありました。
先程、父から連絡。
青森行きは辞めようとの旨。
理由は
田舎故
今日、祖母の家のお隣様が葬儀を取り行うか否かとなっているらしく。
1ヶ月前のコロナが出た騒動がありますので
葬儀で親族が集まることに
とても地域でシビアになっているとの事。
そんな中、
他県ナンバーの我々が訪れるのはどうかと。
その村で育った父の判断では
祖母に迷惑がかかるとの事。
取り止めの理由であります。
もう
やさぐれております。
取り止め2回目
誰を恨むでもないね。
コロナだね。
遠いなぁ津軽。
落胆した数分後
電話が鳴りました。
休む予定だった日のご予約でした。
休む理由もありません。
勿論、承りました。
休みは定休日だけです。
変わらず営業します。
このご時世でもいつも来てくれる方はblogを見ていません。
ですので、休みとなったままなのでしょうか。
あーやさぐれてるなぁ私。