美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

原点?

2023-08-29 19:28:00 | Weblog
私は自分でも自覚しています
とっても面倒な人間であります

素直ですが面倒です

調子がいい時と悪い時と割合とあります。

もうこの前置きでも面倒人間さが出てる気がします。

日々のルーティンをコツコツやってれば
特別考えることもないだろうに
ま、色々思うのであります

暮らし系YouTuberが必ずやってる
季節の手仕事
今年もやってきた梅仕事

…みたいで嫌なんだけど
梅は漬けないけど

一つだけ気に入ってるプライベートの手作り調味料がある

柚子胡椒
柚子胡椒が大好きで、というか柚子そのものが好きで、なかなか近所には美味しい物売ってないから
自分で作ってみた

そしたらまあ美味いこと。

我が家でご飯を振る舞う時、大体皆んな喜んでくれる
それから
なるべく毎年作るようになった。
友人にあげたりするから
大量に作る。。ちょっと大変。

けど、喜ばれるから作りたくなるし
私も食べたい。

そしてこの気持ちって私の原点なんだろうなと思う。
先日
すだちを一箱頂いた



濃口醤油がなかったから
醤油を入れるまでのすだちポン酢と
皮が勿体無いので
すだち塩を作った

捨てたのは種子だけだ。

我ながら良いもの作ったなと満足である。
出来上がりは数日後からだが、
もう既に味、香り、旨しである。

この無駄なく使いそして
出来上がるのが楽しみで作るこの感覚は
アルバトロスに入った頃の気持ちに近い。
作業している時
ちゃんと作れば美味しくなるだろうなぁ
美味しくできたら嬉しいなぁ
食べるの楽しみだなぁ
そう思って作っていた。

もう今じゃ
こんな気持ち全く失ってた。

一部は、仕事にすだちドレッシングも作る。

仕事では当たり前に色んなものを自家製する

マヨネーズも自分で作る
原材料以外は全部作る

当たり前だと思っちゃっており
作る事が喜びだった

が普通になった
これが良いことか悪いことか

実の所長い葛藤がある。

そんな仕事なので
仕事の量が半端なく
まだ若いと言われますが
40後半、後一回りで還暦
体の変化は如実に感じ始めている
プライド高いんで絶対に手は抜かない
ただ体は衰えて
日々をこなすばかり

一回りで還暦
私は少しづつ、店の就活を始めてもいる。

それは死ぬまで働きたいから
長く働ける為の準備を今から考えて行動し始めている。

これから十数年で
少しづつメニューも減ると思います
しかし
季節感はもっと強くなる気がします

このまんまではいつか、静岡の師匠やウチの師匠と同じ最後になるなと
想像ではなくて確信に近いものがあります。

両者とも真似はしたくありません。

作る喜びはなくなり
喜んでくれる喜びに変わり
その喜びで頑張れたけど

頑張れなくなってきた

作る喜びを
時々感じたいなと改めて思いました。

料理は楽しいもののはず。




にんにく

2023-08-22 12:18:00 | Weblog
青森はご存知の通り

にんにくも有名

青森でも田子産でない物
6片ではなく5片になってるものや
極小さいものなどが

手に入れやすい価格で売っている
規格外でも
何より、とても美味しい。
という事であの国のニンニクはもう臭くって使えない。

なので
大量に買って保存をする

魚は魚屋さん発送できるけれど
野菜は流石に90のお婆ちゃんに頼めないので。

この何年かで
私の使う用途でのニンニクの保存方法を
ようやく学べて活用出来るようになった。

そして
ニンニクが保有している水分に関係があると
気がついた。

結構ニンニクは水分を保持している。

その水分で、料理にも影響がある。

農家さんが収穫してから
北のカラッ風にて1ヶ月ほど乾燥させてから
集荷するらしく

初出荷ごろは皮は乾燥していても水々しい
ニンニクチップスを作るのには
水分が多くて作りにくい
しかし、ホクホクで美味しい
面白いことに、充分に加熱するとホクホクからねっとりとした食感になる。
これもまた美味い。
バーニャカウダはこのねっとりが最高にいい仕事してくれるのです。

そして少しづつ抜けて
水分が程よくなってくるとチップス作りやすい。

水分が抜けないまま冷蔵庫入れてると
ニンニクって糖分多いんだって。
カビで腐りやすい。

かと言って乾燥させたままだと、発芽してしまう。
次の収穫まで保たない。

ということで

水分の多いもの
乾燥が程よいもの
それぞれに加工したり
冷凍したりする










今回

2023-08-21 12:13:40 | Weblog
まあどうやって保存しようかと言う量を
購入して帰りました

ま、冷凍ですな

私は仕事ですけど
父も凄い量を年齢の割にとてもよく食べるのもあるし、性格的に買っていました。

中でも彼の大量買いは
青森は水タコなんですが
水タコの頭、頭、頭、頭ばかり。
こちらではあまり見ない酢ダコも頭だけ。
スルメに若生昆布、乾物。

後、祖母宅で作った青森漬物各種
夏の山菜、ミズをせっせと下処理して塩漬け
こちらでは味わえない物を父は持ち帰る。

タコの頭の生を見つけてはせっせと茹でて冷凍していました。

足なんて要らない頭が最高と昔から彼は言う

確かに柔らかくて
味も濃く美味しい

しかし父だけだと思っていたら

レジに並ぶ青森人はタコの足ではなく
頭を買っている

頭大人気。

という事実を見た。

しかしこちらでは
頭は要らぬもののような存在。

店では足のいいところ提供してよときっと言われるだろう。

なので。

足と頭、両方マリネしました。
食べ比べると分かります頭の旨さ。

店を営業出来るまでにする事が余りにも多く

まだまだお迎えできる状態に持って行けてません。

凄い勢いで十を超える仕込みしてますが
私の仕事内容では足りません。

明日は、ご予約で
カウンター端から端まで埋まりました。

大慌てしてます。

頑張ります。
















帰って

2023-08-21 11:52:00 | Weblog
金曜日青森に別れを告げ
富士に着いたのが日付が変わって0時半

大量の荷物を
もわっと湿度のある富士の夏では
腐ると、冷蔵庫、冷凍庫にしまい

ヘトヘトなところに


非情な娘は
青森最後の魚屋で

だいぶ立派な銀鮭を見つけてしまい

父に相談
こりゃ良いけど
こんな高級仕事に使えるのか?
使えるよ甘鯛使ってるじゃん

という事で購入してしまい

長時間運転、荷物運び、更には魚を捌けと。

互いに自宅に帰ったのは2時を回っておりました。

翌日はもうゆっくり休めようとするものの
冷凍の材料が送られて
またワチャワチャ
お土産を渡すのにあっちこっち
営業できる仕込みにはまだまだ程遠い


青森で買ってきたおかずで晩酌、爆睡

さーて、日曜日。
仕込みのためのスタンバイをと思って寝たのに
あー動けん
まだ片付けで今日も終わってしまった。
帰宅後2日も経過。。
不安に駆られる。

今日こそはと月曜日。
営業する為の仕込み着手しませんと間に合いません。

銀鮭お楽しみに

何より
嶽きみ、とうもろこしスープ完璧です!
40本仕込みました
40人前はあるはずです。

あんたの帰る場所は富士でしょうと
あんた富士好きでしょと
頭で自分に言っているのですが

この静岡の夏の空気が元々好きではないので

あー青森。。と心がまだあちらです。
すみません。

だって本当に好きなんだもの仕方がない。

リモートワークできる仕事人間なら
あっちに住みたい。
いや、弘前か青森市なら店出来るか?なんて
妄想の中仕込みしてます。

青森が好きというか
祖母の家での田舎の過ごし方が楽しいので
想いが強くなるのだと思います。

祖母とミズのスジ取ったり
コロッケ作ったり
畑の手入れしたり
畑のプチトマトを直接盗み食べしたり

朝5時半に目が覚めて
夜8.9時には寝てしまう
仕事してる限りできない生活時間も気持ちが良い

なんだかとっても私には楽しいんだ青森、十三湖の夏。











へばね

2023-08-18 11:52:00 | Weblog

帰りたくないけど(ごめん)帰ります






メロンロードから
最後にもうちょっとメロンとスイカを買いまして

これから木造の魚屋さん

五所川原の魚屋さん

弘前の魚屋さん八百屋さん

スーパー

知り合いご挨拶

で東北道へ

いつものルート




白神山地

2023-08-16 18:24:00 | Weblog
富士雨凄かったようですね

大丈夫でしょうか。

そんな中の更新すみません





白神山地の青森地域に十二湖って言う沼の
一つに、青池という有名な場所がありまして

ようやっと行ってきました。

透き通った真っ青
綺麗でした

奥入瀬渓流の方がお勧めかなぁ。

祖母宅から遠くて疲れてしまったけど
しかし良い観光させて貰いました。

途中、鯵ヶ沢でヒラメを食べるか
深浦で津軽海峡に乗る前のマグロを食べるか

悩みまして
マグロに致しました

写真はありません。。

美味しかったです

深浦漁港でヒラマサを買いまして

今から今晩の刺身はヒラマサなり


私には出来ない技ですが

深浦漁港からアルバトロスへ入荷があれば魚を送ってもらえる話をつけてきました。





わさおにも寄りました



青森三大ソフトクリームも食べました

ここに行くのにナビなければ絶対に到着できません
看板なんて一個もない。
それでもお客様が途切れなく
凄い。


15時ごろ帰宅
そこからアルバのとうもろこし今日も20本
加工しています。



慣れたけども

2023-08-15 20:19:00 | Weblog
慣れたけども
まだまだなんだか色々刺激的


十三湖から小泊に行く途中の景色です
私はこの景色何度見ても綺麗過ぎて好きです
冬は怖かったですが
それでも綺麗








下のこれは広大な津軽平野の田んぼ
360°田んぼの緑
これほど果てまで田んぼ見たことない


これもあまりの綺麗さに毎度感動する景色です





メロンロードにて
いつものようにメロンを大量買い
車内香りでクラクラしてました





木造駅のシャコちゃん
遮光器土偶のモニュメント

ちゃちくなくて
意外と大きくて

流石青森人!
と、アホみたいにでかくて
ちょっと感動

本家近くに亀ヶ岡遺跡がありましてね。

行ってみようと思っていましたがなかなか時間がなくてね。

今日はタイミング合いました。




夕方ちょい前から変わらずとうもろこしスープの下処理と

大好物の茄子の紫蘇巻き
をおばあちゃんに教えてもらって作りました

そして
とうもろこしのびっくり情報をおばあちゃんからゲット

やってみたら
凄い発見!

仕事に活かせます!

楽しいです
おばあちゃんと何か作業するの。

ただ
前はなるべく分かりやすく標準語を使おうとしてくれたのだが

もう完璧な上級者の100%の津軽弁で話すので
所々やっぱり意味がわからない

だいぶ分かるようになったけど
その分おばあちゃんもレベル上げて話しかけてくる。

。。分からない。

津軽の中でも
一番通じない、難解な津軽弁であります。
青森市や弘前などお町はそれほどでもないし
中堅から若者はイントネーションが違うだけで、まあ観光者には問題なくがっかりするほどに分かるのだが

この地域は一番濃い津軽弁でありまして
尚且つ、年配者の津軽弁は

津軽弁の最上級レベル

絶対に日本語ではない

隣の畑のおじさんがこれまた最高で
おばあちゃんとおじさんの会話は

糸口さえもわからない

父もだんだん酷い津軽弁になってきて
もうカオスです

全くわからん


慣れたのか

2023-08-14 21:07:00 | Weblog
あまり写真も撮らずに

なんだか慣れてしまったようですこの環境。

しかし
とても忙しく過ごしています

ゆっくり休養なんて出来やしないです

買い出しだけで半日要するので
街まで片道1時間
なかなか日没までの時間は忙しくて

嶽きみとミズって言う青森の夏山菜などと戦っています

観光や遊び、プライベートの買い物全くしておりませんよ

ただ兎に角ご飯は美味い
最高です毎日毎食




おばあちゃんが赤飯炊いてくれました

津軽の赤飯は

甘い

お稲荷さんは真っピンク色

茶碗蒸しも甘い

赤飯と茶碗蒸しは北海道と同じみたい

とにかく甘いの

赤飯の餅米は塩を入れて炊き
甘納豆を加えるから故に甘い
一緒に炊かないから
小豆色の赤飯ではなく
白い

ごま塩はありません

カルチャーショックですが
これがなかなか美味い







2023/08/14

2023-08-14 20:36:00 | Weblog


津軽の茗荷はぷくっとしていて
小粒で美味しい

のでアルバトロス用にピクルス作りました

父の本家のあたりの名産は
メロン、長芋、牛蒡、
そしてスイカ!





変わらずの綺麗な景色です

風がとても強くて

砂地のここら辺は顔じゅう砂を浴びて
目が痛い



おはよう

2023-08-14 05:42:00 | Weblog
ただ今4時半

お昼に食べようとしていたラーメン屋が休みで

遅くになった昼ごはんは
もはや夕ご飯で

津軽ならではの
ミックスホルモンを

近所迷惑になんてならない

おばあちゃんちで七輪で食べまして

満足して窓際で爆睡

非常に寒くて目が覚め

まだ食べる予定だったものを食べ

口は食べたいけど
胃が限界だったと気がつき

富士では湯船に浸かりたくならないが
ここではゆっくり湯船に浸かりまして

すぐさままた爆睡

にて
4時に起きたと今であります

海風がここはとても強い地域
西側のすぐそこは日本海
南のすぐそこは十三湖

風はカラッと冷たく

陽がないと寒い

完璧な避暑地

朝は20℃ぐらいなのかな
半袖じゃ寒い

朝から祖母と父は色々やっており
私も洗濯やったり片付けたり

富士に帰ってからの食糧の加工なりしております

ブログ更新の余裕がございません

そちらは台風どうかなぁ