私は自分でも自覚しています
濃口醤油がなかったから
とっても面倒な人間であります
素直ですが面倒です
調子がいい時と悪い時と割合とあります。
もうこの前置きでも面倒人間さが出てる気がします。
日々のルーティンをコツコツやってれば
特別考えることもないだろうに
ま、色々思うのであります
暮らし系YouTuberが必ずやってる
季節の手仕事
今年もやってきた梅仕事
…みたいで嫌なんだけど
梅は漬けないけど
一つだけ気に入ってるプライベートの手作り調味料がある
柚子胡椒
柚子胡椒が大好きで、というか柚子そのものが好きで、なかなか近所には美味しい物売ってないから
自分で作ってみた
そしたらまあ美味いこと。
我が家でご飯を振る舞う時、大体皆んな喜んでくれる
それから
なるべく毎年作るようになった。
友人にあげたりするから
大量に作る。。ちょっと大変。
けど、喜ばれるから作りたくなるし
私も食べたい。
そしてこの気持ちって私の原点なんだろうなと思う。
先日
すだちを一箱頂いた
濃口醤油がなかったから
醤油を入れるまでのすだちポン酢と
皮が勿体無いので
すだち塩を作った
捨てたのは種子だけだ。
我ながら良いもの作ったなと満足である。
出来上がりは数日後からだが、
もう既に味、香り、旨しである。
この無駄なく使いそして
出来上がるのが楽しみで作るこの感覚は
アルバトロスに入った頃の気持ちに近い。
作業している時
ちゃんと作れば美味しくなるだろうなぁ
美味しくできたら嬉しいなぁ
食べるの楽しみだなぁ
そう思って作っていた。
もう今じゃ
こんな気持ち全く失ってた。
一部は、仕事にすだちドレッシングも作る。
仕事では当たり前に色んなものを自家製する
マヨネーズも自分で作る
原材料以外は全部作る
当たり前だと思っちゃっており
作る事が喜びだった
が普通になった
これが良いことか悪いことか
実の所長い葛藤がある。
そんな仕事なので
仕事の量が半端なく
まだ若いと言われますが
40後半、後一回りで還暦
体の変化は如実に感じ始めている
プライド高いんで絶対に手は抜かない
ただ体は衰えて
日々をこなすばかり
一回りで還暦
私は少しづつ、店の就活を始めてもいる。
それは死ぬまで働きたいから
長く働ける為の準備を今から考えて行動し始めている。
これから十数年で
少しづつメニューも減ると思います
しかし
季節感はもっと強くなる気がします
このまんまではいつか、静岡の師匠やウチの師匠と同じ最後になるなと
想像ではなくて確信に近いものがあります。
両者とも真似はしたくありません。
作る喜びはなくなり
喜んでくれる喜びに変わり
その喜びで頑張れたけど
頑張れなくなってきた
作る喜びを
時々感じたいなと改めて思いました。
料理は楽しいもののはず。