PDF = Portable Document Format

午後,少し時間が空いたので,前年度のファイル整理をした。
もう4月も終わるというのに,今更かという感じだな。まあ,前年度のように,6月で既にスケジュール1ヶ月遅れとはならない見込み。

大丈夫,だよな??

昨年度作成及び更新したファイルは4GBを超えていた。数年前までは,ディスクスペースは1年に2GBもあれば十分だったのだが。
写真を多用している訳ではないのだが。

で,改めてみてみると,ここ数年,やたらPDFファイルが増えた。
やり取り用のファイルはほとんどPDFだ。wordやexcelを持っていない取引先はないのだが,バージョンの問題や,原本性の問題で,PDFにすることが多い。

まあ,MIcrosoftはword,excel,powerpointのビュワーを無償提供しているので,ファイルを開いて印刷することはできる。
また,acrobatがあれば,PDFと言えども編集は可能だ。

Office2003あたりまでは,OfficeドキュメントをPDFにするのに専用ソフトが必要だった。
しかし,Office2007からは,PDF作成機能が標準搭載された。




ファイルを保存するときに,PDF形式を選ぶだけ。
このあたりもPDFファイルが急増した原因か。

それにしても,PDF変換すると,元のドキュメントと比べ,ファイルサイズが大きくなる。

文部科学省の「教職課程認定申請の手引き及び提出書類の様式等について」http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kyoin/080718_1.htm に掲載されているwordファイルをサンプルにして,word → PDF でどのくらいファイルサイズが変わるか確認してみた。




1267681_1というファイルは,テキストだけ。これは191%肥大化。ほぼ倍。
1267681_6というファイルは,表とテキスト。これは22%肥大化。
1267681_14というファイルは,同じく表とテキストだが,これは25%スリム化

うむむ,PDFファイルは,印刷イメージの『画』と,透明にしたテキストを持っていると言う認識だったのだが。
表が入ると一段と肥大化すると思いきや,小さくなる場合もあるとは。これは意外だ。

PDFは印刷したときのイメージをできる限り元のドキュメントに近づけようとする,と言うことは知っていた。
それ故に画像スキャンしたようなファイルとしていると思っていた。

で,調べてみると,肥大化の原因の一つは,フォントらしい。
PDF変換時のオプションを見ると,




ファイルにフォントを埋め込めない場合は,文字をビットマップとするようだ。
個々のコンピュータが標準で持っているフォントで表示するようにしておけば,文字の表示は文字コードだけで済む。
しかし,特殊なフォントなどを使っていると,文書全体をビットマップイメージにするような事になるのか。
これでは明らかにファイルが肥大化する。

先ほどのファイルだが,1267681_1はテキストだけだが,他のファイルに比べ,文字数は多い。
恐らくテキストをビットマップに変換する処理が行われたのだろう。

PDFは「ポータブル」といいつつも,でかいファイルが多い。
テキストだけで用が足りるドキュメントは,txt形式でいいのではないか??
フォントサイズを無意味に変えたり,フォントを色々変えるのは必要ない。

特に会議録! これはtxt形式オンリーでいい!(<大変な目に遭ったらしい)
PDFで送付するなど,もってのほかだ
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