タケノコご飯



実家からタケノコご飯の具をもらう。タケノコを細かくして醤油ベースで煮たものだ。
タケノコの味と食感を十分に味わうため,その他の具は入っていない。




ご飯に混ぜる。煮汁が米に馴染むように,よく混ぜる。
実家とウチとではご飯に混ぜ込む量が違う。実家はウチの倍くらい混ぜるので,ウチではしょっぱくてダメ。
炊き込みご飯にしないのも,我々と年寄りの味付けの好みが違うため。

で,その味,ウマー だ。

シャキシャキの食感と適度な甘辛さがいい。
具にはよく味がしみている。


タケノコは,漢字で書くと「筍」,竹 + 旬 だ。
一説には,竹として食べられる期間がが非常に短いので,この漢字になったとのこと。
確かに,土から出てきてあっという間に伸びて食べられなくなる。
また,タケノコを掘り出すと(根から切断すると),急速に固くなりアクが出るので,旬を逃すなということも。

見た目通り繊維質が豊富で,カリウムも大量に含んでいる。醤油で煮ても,食べた後の塩分排出に役立っているだろう。
カリウムが多いと言うことは,アクが強いと言うことでもあるが。
カロリーは100gあたり20kcal~30kcal位,ヘルシーだ。

ヘルシーすぎて困っている(w のがパンダだ。パンダはそもそも草食動物ではない。
昔むかし,何らかの理由で山の中で生息するようになり,1年中食べられるものとしで竹や笹を選んだのだろうとのこと。
ただし,あの体を維持するためには1日に4000kcal~5000kcal必要なので,竹や笹は15kg~20kg食べなければならない。
それでも体を維持するのがやっと。元気に運動! などできない。寝ては喰って,喰っては寝ての繰り返し。

種として今まで生存してきたのが奇跡に近いと思われる。
まあ,今後もニンゲンが頑張って存続させていくのだろうが。
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