上流に向かって殿様林、史跡佐々堤、常西公園の小水力発電所がつぎつぎ現れます。
殿様林(とのさまばやし)は1769年に富山城主の前田利與が、常願寺川堤防の決壊を防ぐために植え、「殿様林」と言われるいうほど広かったが、洪水で流失したり伐採されたりして、今残るのは用水沿いに100本ほどです。今は用水から常願寺川河川敷を含めて「殿様林緑地」と呼んでスポーツ施設などがあります。
史跡佐々堤は1580年の常願寺川大洪水の後に、(戦国時代の武将)富山城主の佐々成政が築いたかすみ堤の跡といわれています。富山初の治水工事ともいわれます。
常西公園の小水力発電所は常西合口用水の水力を利用した、用水の出発点に最近建設された小水力の発電所です。
(1)用水をまたいで殿様林に渡る橋です。
(2)この辺の木々が殿様林の名残です。
(3)殿様橋を渡ると「殿様林公園」があります。その奥の堤防を越えると常願寺川河川敷の「殿様林緑地」が広々と広がっています。
(4)史跡の標識が見えるあたりにかつての佐々堤の石積みが残されています。
(5)「史跡佐々堤」と読める標識があるあたりに当時の石積みが見られるようです。
(6)ほとんど用水の出発点に来ました。見えるのは常西公園小水力発電所です。
(7)これが常西合口用水の出発点です。右に小水力発電所が見えます。
(8)出発点の池から大量の水が流れ落ちています。用水の水は常願寺川の東岸から水路橋で西岸に渡りトンネルをくぐってこの池に入ってきます。
(9)用水路を下っていく水です。
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殿様林(とのさまばやし)は1769年に富山城主の前田利與が、常願寺川堤防の決壊を防ぐために植え、「殿様林」と言われるいうほど広かったが、洪水で流失したり伐採されたりして、今残るのは用水沿いに100本ほどです。今は用水から常願寺川河川敷を含めて「殿様林緑地」と呼んでスポーツ施設などがあります。
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(4)史跡の標識が見えるあたりにかつての佐々堤の石積みが残されています。
(5)「史跡佐々堤」と読める標識があるあたりに当時の石積みが見られるようです。
(6)ほとんど用水の出発点に来ました。見えるのは常西公園小水力発電所です。
(7)これが常西合口用水の出発点です。右に小水力発電所が見えます。
(8)出発点の池から大量の水が流れ落ちています。用水の水は常願寺川の東岸から水路橋で西岸に渡りトンネルをくぐってこの池に入ってきます。
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