立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

朝焼けの立山

2007年03月05日 | Zenblog
 前の「東の空が真っ赤」の写真を撮ってすぐ、立山が見渡せるところまで急いで歩き3~4分で着いたのですが、もうすでにあの赤さはありませんでした。これもピンボケですが、私にとっては珍しい朝焼けの立山の写真です。
 つづいて火事の話。世界の三大大火の一つといわれ、ロンドン大火・ローマ大火と並ぶのが日本の江戸時代の「明暦の大火」です。「振り袖火事」ともいわれ、江戸市街の6割が焼失したといいます。これがちょうど今頃、つまり1657年3月2日~4日だったのです。雨が80日間降らず北西の風が強く、市内3カ所から出火して燃え続けたのでした。江戸幕府はこれを契機に防火の町作りに取り組み始めたのです。
 450年後の今の私たちの家屋も、火事に対して絶対に安心とは言えないなあと、感じています。山の緑も火事で失われているのですね。そんなことを考えさせる朝焼けです。
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2 コメント

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おおお~!なんという光景 (yu)
2007-03-05 22:45:41
朝焼けはすごく美しい。でもどことなく不吉さを感じさせるのはどうしてなんでしょうか。「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」なんていうところからなのでしょうか。
ところで、枕草子第一段の春のところのはなしを小学生にしていて、「こんな空を見たことある?」と聞くと、誰も見たことのある子はいませんでした。もちろん、朝焼けも。
なんか、不思議。
朝はバタバタしていて、そんなヒマがないのでしょうか。
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不吉で美しい (zen)
2007-03-06 01:06:04
夕焼けはどこか人をホッとさせるところがある。朝焼けはそうはいかない。そこが美しいね。
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