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今日は広島に原子爆弾が落とされた日です。今朝、広島の平和公園では平和記念式典が行われました。(写真はNHKテレビから)
広島市長は「平和宣言」の中で、次のように述べました。
「・・・唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。また、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆者も含め、平均年齢が74歳を超えた被爆者の実態に即した温かい援護策の充実を求めます。・・・」
核兵器が使用された場合の被害を想定する研究結果は、62年前の実相とは異なり残留放射能や電子パルス被害など社会・国家が壊滅することを警告しています。アメリカはこれに対して、「核不拡散」の政策が破綻したいま、「先制攻撃」により対抗しようという方針を明らかにしました。このままいけば、地球・人類の壊滅が待っています。
広島市長の「平和憲法をあるがままに遵守し」「米国の政策にはっきり「ノー」というべき」の言葉はその通りだと思います。人類にのこされた道は「核兵器の廃絶」しかありません。
広島市長は「平和宣言」の中で、次のように述べました。
「・・・唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。また、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆者も含め、平均年齢が74歳を超えた被爆者の実態に即した温かい援護策の充実を求めます。・・・」
核兵器が使用された場合の被害を想定する研究結果は、62年前の実相とは異なり残留放射能や電子パルス被害など社会・国家が壊滅することを警告しています。アメリカはこれに対して、「核不拡散」の政策が破綻したいま、「先制攻撃」により対抗しようという方針を明らかにしました。このままいけば、地球・人類の壊滅が待っています。
広島市長の「平和憲法をあるがままに遵守し」「米国の政策にはっきり「ノー」というべき」の言葉はその通りだと思います。人類にのこされた道は「核兵器の廃絶」しかありません。
特にアメリカには、同盟国として武力によって平和を維持することは出来ないばかりでなく、憎しみを増大させ、泥沼から抜け出せないことを直言せねばならない。
日本がアメリカの属国となっていては、国際社会ではチンピラの役割しか果たせない。
しかし、日本には「ヒロシマ・ナガサキ」の思想・哲学がありました。このことによってかろうじて単なるチンピラ国家であることから免れている気がします。この「人類が二度とヒバクシャを出さないように」という思想、そして「二度と武器は手にしない」という平和憲法の思想によって、世界に貢献できる道が開かれていると思います。