水橋の通りを走っていると「歯痛・頭痛にラヂオ散」の看板があります。いつ見ても微笑ましい気持ちになります。「ラヂオはよく聴く」から「ラヂオ散は、よく効く」いうことで命名されたらしい。ネーミングというより、ここは「命名」と言いたいですね。
テレビが現われるよりずっとずっと前の話でしょう。よく見える「テレビ目薬」はありません。このあたりからは、今ではかなり減りましたが「売薬さん」といって全国に配置売薬の商売に出かけます。この写真は、そのための薬を製造し卸している店の一つです。売薬さんは「先用後利」の商法で、一軒一軒足を使って回ったのです。直接お客さんと話しながら、オマケの四角い風船などを渡して、薬を置いていったのです。
ネーミングも薬袋のデザインも二昔三昔もっと前の感覚です。足で歩いて庶民が庶民と接した実に「泥くさい」ユーモアが漂っています。金属製あるいはクリスタルな光りをまぶしく放つような現代風デザイン・ネーミングからははるかに遠いところで、これは悪くないなと思わせてくれます。
テレビが現われるよりずっとずっと前の話でしょう。よく見える「テレビ目薬」はありません。このあたりからは、今ではかなり減りましたが「売薬さん」といって全国に配置売薬の商売に出かけます。この写真は、そのための薬を製造し卸している店の一つです。売薬さんは「先用後利」の商法で、一軒一軒足を使って回ったのです。直接お客さんと話しながら、オマケの四角い風船などを渡して、薬を置いていったのです。
ネーミングも薬袋のデザインも二昔三昔もっと前の感覚です。足で歩いて庶民が庶民と接した実に「泥くさい」ユーモアが漂っています。金属製あるいはクリスタルな光りをまぶしく放つような現代風デザイン・ネーミングからははるかに遠いところで、これは悪くないなと思わせてくれます。
私は海外へ旅立つ友人への餞別として、いつも「ラジオ散」や「トンプク」を送ります。
半年前頃に餞別を渡した友人は、バイクでアフリカ大陸を北上した後、現在、インドから中国へ入った模様。
最近は便利ですね。メールでどこからでもやりとりできます。
「パソコン目薬」も必要です。