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座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

理想の庭・理想の花

2013-09-11 | おしゃべり
皆さんは 近年の切り花は 寿命が短くなったと思いませんか?

というより、切り花の入手方法が 
以前とは 変わってきているのかもしれません。

昔は、仏壇に飾る花は、庭から採ってきたものでした。





最近では 庭があるご家庭でも 花屋に買いに行ったり
手軽に スーパーで 買い物のついでに 買ってくる事ができます。

そういった花を使っているというのも
花がすぐにダメになるようになった、その原因のひとつかもしれません。






ヨーロッパ帰りの ある有名な女性ガーデナーが
「理想の庭は 農家の庭先」と 著書に書いているのを見て
ビックリした事があります。

イングリッシュ・ガーデンの間違いじゃないの? と。

でも その人は 昔ながらの農家の庭先で
仏壇に供える花を 
自分のところで栽培して 切り花にして 家に飾る、という、
自然なあり方が 理想だと言うのです。


             



そして、私などには とても懐かしい、
必ず庭のどこかにあった、
クレオメが大好き、と書いていました。

やさしいピンク色で、 私も大好きな花でしたが、
最近では 滅多に見る事がありません。



           



それから、原っぱには 必ずあった カラスノエンドウが大好き、とも。

海外在住の時に なんとかして その花を咲かせたくて
四苦八苦していたようでしたが、
手間暇かけても とうとう成功しなかったようです。

河原に行けば、いくらでも咲いてるのにネ。 



            


              






彼女の‘理想の庭’は、
いつでも 必ず 何かしら、切り花にできる花が咲いている、
という、簡単そうでいて なかなか難しい「技」を駆使している、
と言えそうです。



その「技」とは、花に対する心づかい、というものの他に、
「経験」がありそうです。

この花が終わる頃には この花が咲いて、次にはそっちのその花が・・・。

つきつめていけば、「花が好き」というだけの事かもしれませんが。






その話を読んでから、
私は 「農家の庭先」を見直すようになりました。

そして 「農家の庭先」のような花達が
切り取られた後にも 仏壇の花瓶の中で
しっかりと長生きしているのを見るにつけ、
かのガーデナーは 正しかったのだ、と思うようになりました。

花は、丈夫で、切り花にしても長持ちするようでないと いけません! (笑)






百日草。

鶏頭。

ダリア。

菊。

コスモス。

チューリップ。

ストック。



色とりどりで、花茎が長くて 切り花に向いた花は、
たくさんありそうです。






花を栽培するどころか、草取りだけでも間に合わない私の庭ですが、
いつか そんなふうになれたらいいなぁと
密かに考えているのです。



            
             花ではないけれど、混ぜてね。




お前には、絶対、無理!!! という住職の声が 聞こえてきそうです(苦笑)。



二百二十日

2013-09-11 | おしゃべり
今日は 二百二十日に当たります。

防災無線で サイレンの吹鳴がありました。



二百二十日は、
立春を第1日目として 数えて 220日目にあたる日の事で、
平年なら9月11日、閏年なら910日になります。


震災から、2年半 経ちましたね。



八朔(旧暦8月1日)・二百十日とともに、
天候が悪くなる農家の三大厄日とされているそうです。

統計的には、台風は 二百十日よりも二百二十日の方が 要警戒だそうです。

雨が降ったり、パッとしないお天気でしたね。






          






活断層が近くにある、とか

大水が出たら 何カ月も水が引かないだろう、とか
(中瀬の吉祥寺も 及ばずながら、
 そういう際には 皆さまのお役に立てるよう、
 行政と力を合わせて 体制を整えるための対話が 
 始まっています。)

いろいろ言われている地域ですが、
私が知る限り、これまで 被害は 突風や竜巻だけで、
局地的でした。



ご近所が みんな仲良く被災する、なんて事は 
これまでありませんでしたが
今後も無い、とは言えません。

いざという時の連絡方法を確認し、できる対策はしておいて、
何もない事を祈りたいと思います。