末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

FOTR:BOOK ONE ― I:A Long-expected Party(1)

2005-03-28 22:22:05 | トールキン:指輪物語(原作)
Bag Endの主人Mr. Bilbo Bagginsが、自身の111歳の誕生日を祝う
盛大なパーティーを催すと発表したところから、この物語は始まります。

Bilbo Baggins
『ホビットの冒険』 の愛すべき主人公だった彼が、
変わり者だけれども、心優しいチャーミングな老ホビットとして再登場です。
PJ版では、イギリスの名優Sir Ian Holm が素晴らしいBilboを演じてくれました。

Bilboの誕生パーティまでの日々を通して、the Shireとhobbitsのことが語られ、
手伝いに来るdwarvesたちの姿から、『ホビットの冒険』 後のBilboを想像して楽しみ、
そして、懐かしいGandalfとの再会です!

*~*~*~*~*~*~*~*~*


  He wore a tall pointed blue hat, a long grey cloak, and a silver scarf.
  He had a long white beard and busy eyebrows that stuck out beyond
  the brim of his hat.


お馴染の、Gandalf the Greyの描写ですね (^^)
映画ではHobbitonへやって来る道の途中で、大サービスとばかりに、
the hobbit-childrenに花火を披露してくれましたが、
原作では、然るべき時にたっぷり見られるからとお預けにされてしまいます。
( 2月に、FotR&TTTのSEE版2作連続上映を東劇で鑑賞した時には、
 冒頭のホビット庄のシーンで、この子たちがガン爺の花火を見るのも
 これが最後なのね・・・と泣けてしまったんですけれど; )

さて、話を原書に戻しまして。
Bag Endの素晴らしい庭を眺めながら交わされる、
旧友Gandalfとの会話から、
Bilboは、何やら秘密の計画を立てているということが判ります。


  ・・それにしても、Gaffer Gamgeeの台詞が読みにくかったです。
  初読時も今回も、早々に挫けそうになりました (まだまだ初っ端なのに~)
  彼がいわゆる労働者階級なので、そういう喋り方の設定にしてあるのか、
  単に私の英語力の問題なのか、一体どちらなのでしょう <自分ではわかりません;
  彼の息子のSamはどうなのかなぁ。。とちょっと不安です。
  しかし、本当に英文を読んで理解しているのか、
  訳本の記憶をたどっているだけなのかが、何とも微妙な原書読みです (>_<)


※今回は思いきって、邦訳本でも挫折者続出と噂のある、
  手強いプロローグ “ Concerning Hobbits, and other matters” は
  飛ばすことにしました。一応、日本語では何度か読んでいますし(苦笑)



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