ジャック・スパロウも良いけれど、
やっぱり、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンがいないとね!
ということで、「 ワールド・エンド 」以来10年振りに、PotCシリーズを鑑賞しました。
このシリーズで、私がいちばん好きなキャラクターは、キャプテン・バルボッサなのですが、
それでも、ウィルとエリザベスがいないPotCは、なんだか別物な気がしてしまい、
どうしても見る気になれなかった、前作「 生命の泉 」のゲスト・ヒロインが、
本作の "最悪の敵" の嫁だった(演じる人たち)というのは、意外と狭い業界なのかしら?
それにしても、往年の(?)PotCファンとしては、
プロローグから、がっつり、時間を一気に遡って、その世界観に引き込まれました。
海に囚われた父親に会いたい一心で、ひとり大海へと漕ぎ出し、入水してみせる無茶ぶり少年は、
まさに、勝ち気なじゃじゃ馬キーラ・エリザベスの息子! 筋金入りの根性が母親にそっくり!!
かと思いきや、青年になってから見せる、ちょっと抜けている感じや、お人好しそうなところは、
オーランド・ウィルの血をしっかり引いている訳で、ウィルとエリザベスの息子である、
ヘンリーのキャラ設定に説得力があり(ルックス的にも、メイクの技なのか、違和感ナシでした)、
これだけで、映画館まで来た元はとったと、かなりの満足感を覚えました。
懐かしのギブスさんに「ウィルの息子」と言われたり、
サラザールたちから逃れる最中には、何だかだ言って、ジャックから心配されたり、
海賊たちと一緒にいるヘンリーを見ていると、過去作のウィルの姿が思い出されて、
何だか微笑ましい気持ちになってきます、って親戚のおばちゃん状態ですか。
そしてまた、新ヒロインのカリーナも良かったのですよ~、私好みで(笑)。
孤児院の前に共に置かれていた、ルビーの嵌め込まれたガリレオ・ガリレイの日記を、
生き別れた父を探す手がかりと信じ、解読すべく学問に励んだ、その真っ当さと、
一本筋が通った自立心旺盛な性格。ターナー家の男子は、強い女子に惹かれやすい、と。
(あの時代、ルビーが付いた状態で、成長したカリーナの手に日記が残っているということは、
彼女が預けられた孤児院の院長は、施設の経営手腕にも優れた、善良な人格者だった筈。
カリーナの母親が亡くなった後、自分なりに考えた末の結論だったと言っていたお父さん、
良い方のところに、あなたの "宝物" を預けられましたね)
PotCシリーズは、今でも1作目が一番好きですが(敵キャラがシリーズ中、最強で魅力的なので)、
この5作目も、同じくらい好きになりました。嬉しい涙と、哀しい涙と、まさか、
PotCで泣かされるとは思いませんでしたが(次回作があったとして、絶対に寂しくなります)。
5作目のサブタイトル原題は、「Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)」ですが、
シリーズ恒例、エンドロール後のおまけ映像を見る限り、また日本の配給が外したよ ・・ な
邦題「最後の海賊」も、個人的には、結構 "あり" な気がしています。
海賊の中の "海賊" だった、彼の最後のエピソードを描いている訳ですから。
(だけど、実際このまま、シリーズ完結になっても文句は言わないと思います。
だって、ウィルとエリザベスが、やっと本当に幸せを掴んだのだから!)
実質、シリーズ3作目「ワールド・エンド」の続編と言って差し支えない今作の鑑賞は、
本シリーズに嵌まった当時を懐かしく思い出しながら、とっても楽しい時間を過ごしましたv
■本日の覚書き■
1)DWさん
PotC5を見に行くぞ! と決意したもう一つの理由が、David Wenham さん。
「 LION 」に続き、またもや出演作が日本で公開されるとは、今年はなんて素晴らしいの♪
PotC5での役名は「 Scarfield 」。公式サイトにも、プログラムにも、姿が無いけれど、
この貴重な機会、今回も映画館の大きなスクリーンで、この目にしっかりと焼き付けました!
2)ドワーフから、海賊へ
PotC5に登場する、ギブスさんを筆頭としたジャック・スパロウの船に乗る海賊たちの中に、
別作品で見た気がする ・・ というお顔の海賊がいたので確認をしたら、
PJ版の "The Hobbit Trilogy" で、ドワーフの「 オーリ 」を演じたAdam Brownでした。
3)Young Jack Sparrow の役者さん
"海の死神" サラザールと、ジャック・スパロウの因縁が明かされるシーンに登場する、
まだ、少年の面影すら残した若き日のジャック・スパロウ。
私はてっきり、ジョニー・デップが演じ、CGでいろいろお直ししたのかと思ったのですが、
ちゃんと、若手の役者 をキャスティングしていたのですね。驚きました~。
++ '17年8月31日追記 ++
夏のあいだに、PotCシリーズの1~3(「 呪われた海賊たち 」、
「 デッドマンズ・チェスト 」、「 ワールド・エンド 」)を見直して、
8月30日に再度、シリーズ第5弾である本作「最後の海賊」を見てきました。
海賊にはじまり、海賊に終わった夏でした(笑)
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『パイレーツ・オブ・カリビアン ~ 最後の海賊』
◇原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2017.7.14. 映画館にて
♪Orlando Bloom / Will Turner
♪David Wenham / Scarfield
♪Adam Brown / Cremble
やっぱり、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンがいないとね!
ということで、「 ワールド・エンド 」以来10年振りに、PotCシリーズを鑑賞しました。
このシリーズで、私がいちばん好きなキャラクターは、キャプテン・バルボッサなのですが、
それでも、ウィルとエリザベスがいないPotCは、なんだか別物な気がしてしまい、
どうしても見る気になれなかった、前作「 生命の泉 」のゲスト・ヒロインが、
本作の "最悪の敵" の嫁だった(演じる人たち)というのは、意外と狭い業界なのかしら?
それにしても、往年の(?)PotCファンとしては、
プロローグから、がっつり、時間を一気に遡って、その世界観に引き込まれました。
海に囚われた父親に会いたい一心で、ひとり大海へと漕ぎ出し、入水してみせる無茶ぶり少年は、
まさに、勝ち気なじゃじゃ馬キーラ・エリザベスの息子! 筋金入りの根性が母親にそっくり!!
かと思いきや、青年になってから見せる、ちょっと抜けている感じや、お人好しそうなところは、
オーランド・ウィルの血をしっかり引いている訳で、ウィルとエリザベスの息子である、
ヘンリーのキャラ設定に説得力があり(ルックス的にも、メイクの技なのか、違和感ナシでした)、
これだけで、映画館まで来た元はとったと、かなりの満足感を覚えました。
懐かしのギブスさんに「ウィルの息子」と言われたり、
サラザールたちから逃れる最中には、何だかだ言って、ジャックから心配されたり、
海賊たちと一緒にいるヘンリーを見ていると、過去作のウィルの姿が思い出されて、
何だか微笑ましい気持ちになってきます、って親戚のおばちゃん状態ですか。
そしてまた、新ヒロインのカリーナも良かったのですよ~、私好みで(笑)。
孤児院の前に共に置かれていた、ルビーの嵌め込まれたガリレオ・ガリレイの日記を、
生き別れた父を探す手がかりと信じ、解読すべく学問に励んだ、その真っ当さと、
一本筋が通った自立心旺盛な性格。ターナー家の男子は、強い女子に惹かれやすい、と。
(あの時代、ルビーが付いた状態で、成長したカリーナの手に日記が残っているということは、
彼女が預けられた孤児院の院長は、施設の経営手腕にも優れた、善良な人格者だった筈。
カリーナの母親が亡くなった後、自分なりに考えた末の結論だったと言っていたお父さん、
良い方のところに、あなたの "宝物" を預けられましたね)
PotCシリーズは、今でも1作目が一番好きですが(敵キャラがシリーズ中、最強で魅力的なので)、
この5作目も、同じくらい好きになりました。嬉しい涙と、哀しい涙と、まさか、
PotCで泣かされるとは思いませんでしたが(次回作があったとして、絶対に寂しくなります)。
5作目のサブタイトル原題は、「Dead Men Tell No Tales(死人に口なし)」ですが、
シリーズ恒例、エンドロール後のおまけ映像を見る限り、また日本の配給が外したよ ・・ な
邦題「最後の海賊」も、個人的には、結構 "あり" な気がしています。
海賊の中の "海賊" だった、彼の最後のエピソードを描いている訳ですから。
(だけど、実際このまま、シリーズ完結になっても文句は言わないと思います。
だって、ウィルとエリザベスが、やっと本当に幸せを掴んだのだから!)
実質、シリーズ3作目「ワールド・エンド」の続編と言って差し支えない今作の鑑賞は、
本シリーズに嵌まった当時を懐かしく思い出しながら、とっても楽しい時間を過ごしましたv
■本日の覚書き■
1)DWさん
PotC5を見に行くぞ! と決意したもう一つの理由が、David Wenham さん。
「 LION 」に続き、またもや出演作が日本で公開されるとは、今年はなんて素晴らしいの♪
PotC5での役名は「 Scarfield 」。公式サイトにも、プログラムにも、姿が無いけれど、
この貴重な機会、今回も映画館の大きなスクリーンで、この目にしっかりと焼き付けました!
2)ドワーフから、海賊へ
PotC5に登場する、ギブスさんを筆頭としたジャック・スパロウの船に乗る海賊たちの中に、
別作品で見た気がする ・・ というお顔の海賊がいたので確認をしたら、
PJ版の "The Hobbit Trilogy" で、ドワーフの「 オーリ 」を演じたAdam Brownでした。
3)Young Jack Sparrow の役者さん
"海の死神" サラザールと、ジャック・スパロウの因縁が明かされるシーンに登場する、
まだ、少年の面影すら残した若き日のジャック・スパロウ。
私はてっきり、ジョニー・デップが演じ、CGでいろいろお直ししたのかと思ったのですが、
ちゃんと、若手の役者 をキャスティングしていたのですね。驚きました~。
++ '17年8月31日追記 ++
夏のあいだに、PotCシリーズの1~3(「 呪われた海賊たち 」、
「 デッドマンズ・チェスト 」、「 ワールド・エンド 」)を見直して、
8月30日に再度、シリーズ第5弾である本作「最後の海賊」を見てきました。
海賊にはじまり、海賊に終わった夏でした(笑)
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映画 『パイレーツ・オブ・カリビアン ~ 最後の海賊』
◇原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2017.7.14. 映画館にて
♪Orlando Bloom / Will Turner
♪David Wenham / Scarfield
♪Adam Brown / Cremble