ゆうやが転倒したと学校から電話があった時、私は非常に動揺しました。
心臓の音がとても大きくなったような気がしました。
さらに病院に駆けつけて実際に口元が血まみれのゆうやを見て、体が震えました。
そして手足に力が入らなくなったことに不安でいっぱいでした。
でも、翌日入院が決まってからは気持ちを切り替えることができました。
「命ある限りは前向きに精一杯がんばろう。」と思いました。
そして、毎日毎日、介護とリハビリに励んでいます。
ゆうやのコルセットを見て「どうしたの?」と皆さん、おっしゃいます。
皆さん、私が明るく過ごしていることが不思議に思われるそうです。
「なぜ、そんなに笑って過ごせるの?」と。
私が笑顔で過ごせる理由のひとつを挙げると、私を満面の笑みで支えてくれる存在がいるからです。
その存在は、今年の節分を過ぎた頃から登場し始めました。
私は、一日の最後に入浴するのですが、ある晩、洗面所で鏡を見ながらドライヤーで髪を乾かしていたときの事です。
鏡に映った浴室のドアに、にっこり笑ったこどもの顔のような絵が浮かび上がっているのが見えました。
気のせいかなと思い、その日はそのまま寝ました。
翌日もその翌日もその笑顔が浮かび上がり、1週間目に入ったとき、流石に少し気になってきました。
それで、浴室のドアをスポンジで洗いました。
「これでまた浮かび上がったらビックリだわ。」と思いました。
その夜、洗ったはずなのですが、やはり同じように笑顔が浮かび上がってきました。
私は、今度はシャワーをかけながら、ブラシでゴシゴシ擦りました。
「これでまた浮かび上がったら本当にビックリだわ。」と思いました。
すると、なんと今度は、顔だけではなく、髪の毛や足先までくっきり全身の姿が浮かび上がりました。
これには私もビックリ仰天しました。
次の日も、次の日も、おかっぱ頭のこどもはにっこり笑っています。
鏡に映ったその姿に手を合わせるヘルパーさんもいました。
「いつも御世話になります。」と挨拶されたヘルパーさんもいます。
私は、そのうちその笑顔に励まされるようになりました。
髪がちょっと跳ねていて、いつも変わらずパワーに満ちた笑顔です。
私たちは、その存在を「精霊さん」と呼ぶようになりました。
足首までの長い服を来た精霊さんは、なぜか椅子のようなものに座っています。
目には見えなくても、「精霊」さんのような存在がいることを確信した次第です。
私は、この精霊さんの笑顔にどれほど励まされたことでしょう。
浴室のドアは、感謝の気持ちで清掃しています。
この精霊さんは座っているので、ゆうやと重なります。
私はドアを拭き掃除しながら「生かして頂いて ありがとう御座位ます」と、心から思いました。
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心臓の音がとても大きくなったような気がしました。
さらに病院に駆けつけて実際に口元が血まみれのゆうやを見て、体が震えました。
そして手足に力が入らなくなったことに不安でいっぱいでした。
でも、翌日入院が決まってからは気持ちを切り替えることができました。
「命ある限りは前向きに精一杯がんばろう。」と思いました。
そして、毎日毎日、介護とリハビリに励んでいます。
ゆうやのコルセットを見て「どうしたの?」と皆さん、おっしゃいます。
皆さん、私が明るく過ごしていることが不思議に思われるそうです。
「なぜ、そんなに笑って過ごせるの?」と。
私が笑顔で過ごせる理由のひとつを挙げると、私を満面の笑みで支えてくれる存在がいるからです。
その存在は、今年の節分を過ぎた頃から登場し始めました。
私は、一日の最後に入浴するのですが、ある晩、洗面所で鏡を見ながらドライヤーで髪を乾かしていたときの事です。
鏡に映った浴室のドアに、にっこり笑ったこどもの顔のような絵が浮かび上がっているのが見えました。
気のせいかなと思い、その日はそのまま寝ました。
翌日もその翌日もその笑顔が浮かび上がり、1週間目に入ったとき、流石に少し気になってきました。
それで、浴室のドアをスポンジで洗いました。
「これでまた浮かび上がったらビックリだわ。」と思いました。
その夜、洗ったはずなのですが、やはり同じように笑顔が浮かび上がってきました。
私は、今度はシャワーをかけながら、ブラシでゴシゴシ擦りました。
「これでまた浮かび上がったら本当にビックリだわ。」と思いました。
すると、なんと今度は、顔だけではなく、髪の毛や足先までくっきり全身の姿が浮かび上がりました。
これには私もビックリ仰天しました。
次の日も、次の日も、おかっぱ頭のこどもはにっこり笑っています。
鏡に映ったその姿に手を合わせるヘルパーさんもいました。
「いつも御世話になります。」と挨拶されたヘルパーさんもいます。
私は、そのうちその笑顔に励まされるようになりました。
髪がちょっと跳ねていて、いつも変わらずパワーに満ちた笑顔です。
私たちは、その存在を「精霊さん」と呼ぶようになりました。
足首までの長い服を来た精霊さんは、なぜか椅子のようなものに座っています。
目には見えなくても、「精霊」さんのような存在がいることを確信した次第です。
私は、この精霊さんの笑顔にどれほど励まされたことでしょう。
浴室のドアは、感謝の気持ちで清掃しています。
この精霊さんは座っているので、ゆうやと重なります。
私はドアを拭き掃除しながら「生かして頂いて ありがとう御座位ます」と、心から思いました。
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ゆうやくんの周りには、心に笑顔の精霊さんを宿す人たちが集まるのではないでしょうか?
ヘルパーさんもきっとそんな心をお持ちなのでしょう。
類は友を呼ぶ、同じ磁気を持つ人が引き合うのですね。
うらやましいです。
すぐ近所にはお寺もありますし、以前書いた切ろうとしても切れなかった大きな木もあります。
今の科学では証明できないけれど、違う次元の世界がありそうですね。
祖母もよくそんな話をしていました。