「あきらめない」足こぎ車椅子

今朝は、とても涼しくて心地よい風が吹いていました。

蚊がまとわりつくこともなく、足こぎ車椅子に乗り換えることができました。
ゆうやは足こぎ車椅子のペダルを回し、ぐんぐん前へ進みました。

足こぎ車椅子を乗り終えた時には、少し汗ばんでいました。
運動をして汗をかくことができるとは、ゆうやの車椅子生活の中では非常に貴重なことです。
入院中もゆうやの足の筋肉が衰えなかったのは、足こぎ車椅子のおかげです。

最近時々、足こぎ車椅子を見かけるようになった、とヘルパーさんたちがおっしゃっていました。
だんだん広まってきたのかなと、嬉しくなります。

今ではゆうやが乗り始めた頃よりも改良されて、さらに乗りやすくなっているようです。
海外にも普及し始めていて嬉しい限りです。

COGY / Profhand 海外活動
http://h-tess.com

国内では、マラソン大会に参加したり、旅行に行ったり、買い物に出かけたりと、皆さん、足こぎ車椅子で楽しまれているようです。
ゆうやは、もっぱら朝の散歩として乗っています。

学術的にも研究されていて、論文発表されています。
足こぎ車いすProfhand/COGYの研究

ゆうやも長い間乗っていて思いますが、足こぎ車椅子は、まさに「あきらめない」ということが根本にあると思います。
足こぎ車椅子も何度壁がやってきても「あきらめない」という思いで作られ、乗る人も「あきらめない」という思いで乗っていると思うのです。

足こぎ車椅子は、ゆうやの性格にピッタリです。
これからも、足こぎ車椅子に乗って「あきらめない」を続けていこうと思います。


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