我が家のトイレは、ゆうやが使えるように工夫しています。
賃貸のため、トイレを障害者用に改修できませんので、一般用の便器をそのまま使用しています。
ですので、当然、背もたれがありません。
ゆうやは一人で座ることができませんので、便座にもたれることがあります。
便座に背中が触れても大丈夫なように、毎回、使用前に除菌しています。
また、体重をかけたために貯水タンクが割れないよう、貯水タンクと壁の間にクッションを入れています。
「これならタンクを守ることができて、良いですね。」と先日TOTOの方にも言って頂いて、安心しました。
それから天井と床の間には介護用の突っ張り棒を2本立てています。
ゆうやの手が突っ張り棒から外れないように巻く、ベルトも置いています。
こうしてゆうやが使えるようにと万全にしているのですが、さらに必要なものがあります。
それは、便座締付工具です。
ゆうやは左側の筋肉の緊張が強いため、突っ張り棒を握る力が左腕の方が強くなります。
そうしますと、毎日、何回かトイレを使用しているうちに、便座が左の方向に向きが変わってきます。
便座を取り付けているネジが左側だけ緩みますので、時折、締め直す必要があります。
これを放っておくと、ガタガタになり、取り付け部分が壊れてしまいます。
左に向いた便座を無精して力技でえいっとまっすぐに戻すと、これまた取り付け部分が壊れてしまいます。
(前回、これで便座がダメになってしまったのでした。)
トイレには便座締付工具を常備し、ネジの緩みをチェックしなければなりません。
ゆうやが安全にトイレに入れるように、ゆうやママはTOTOの人みたく点検に余念がないのでした〜。
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