ゆうやらしさ

最近、ゆうやのパパが夜寝ている時に突然、咳をすることがあります。

ゆうやのパパの大きな咳に驚いて、ゆうやは眠っているにもかかわらず痙攣でもしているのかと思うぐらい驚いています。
そして目を覚まして、「お母さん、こっちを向きたいです。」と寝返りの要求をします。

ゆうやのパパは、唾液が喉に回り、気管に入りそうになっていると思われます。
たいてい「オーッホ！オーッホ！」と２回ほど咳をして止まります。

長い時は１０回くらいしていますがー。
いずれにしても、そのまま何事もなかったかのように眠っています。

ゆうやは朝起きてから、「お父さんはどうして寝ている時に咳をするのかな。」と言います。
「ツバが気管に入りそうになってむせているんじゃないかな。」と私が返事をすると、ゆうやは「ふ〜ん、そうなんだ〜。」と神妙な顔をして返事をします。

昨日もまたゆうやは「お父さんはどうして寝ている時に咳をするのかな。」と言っていました。
私が返事しようと口を開きかけた時、ゆうやは「エヘン虫かな。」と自分に言って納得していました。

エヘン虫って、、、。
私はゆうやの幼さに、クスッと１人で笑いました。

ゆうやの何気ない一言でしたが、その後私は思い出してはまたクスッと笑っていました。
時々、ゆうやにちゃんと大人になってほしいという欲が出てきますが、こうして幼い言葉に触れるとその欲が消え去ります。

ゆうやは今のままで良いよね、と改めて思うのでした。


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