誰かのせいなのかな？

お盆にゆうやは、お墓参りに行くことができませんでした。

翌日、ゆうやはとても反省していました。
「ボクが悪かったー。ちゃんと寝たら良かった、、、。」

ところが反省していたはずだったのですが、言うことが変わってきました。
「どうしてお父さんはボクを置いて行ったんだろう。」

「え？それはゆうやが一晩中寝なかったからでしょう？」
「・・・」
ゆうやが自分のしたことを反省していて偉いなあと思っていましたが、撤回です。

別件ですが、昨夜、ゆうやは「お母さん、どうして寝たフリをしてくれなかったの？」と私を責めました。
「どうしてって、ゆうやが寝たフリをしてね、とお母さんに言うのを忘れたからじゃないの？」

ゆうやは、何でも人のせいにする思考に入ったようです。
これはすぐに止めなければならないと思いました。

「寝たフリをして欲しかったら、寝たフリをしてくださいって、言えばいいでしょう？それをなぜ人のせいにするの？」とゆうやに注意しました。
ゆうやはブツブツ言っていましたが、私は再度ちょっと強めに言ってからしばらく放置していました。

すると、ゆうやは「寝たふりをしてほしかったら、してほしいってボクが言えばいいんだね。」と私に言いました。
「そうですよ。言わなければ分からないからね。」
「分かった〜。じゃあ、言うね。」

今朝、ゆうやは笑顔で言いました。
「お母さん、今日は晩ご飯の後、寝たフリをしてね。ボクが言うからね。」

夜に理解しても翌朝になったらまた元に戻っていることが多いのですが、今朝はきちんと覚えているようでした。
人のせいにして怒ってきたときに、本当はどうなのか、ということをその都度ゆうやに話をしていこうと思います。

何度も何度も繰り返されると思いますが、根気よく伝えようと思います。


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