台風のあとに

台風が去った後、多くの人が道路や周辺の掃除をしていました。
ガラスの破片が飛び散っていたところは一箇所にまとめたり、倒れた木は端に寄せられたりー。

私も昨日はベランダの掃除をしました。
向かいのビルの屋根が剥がれてカケラが飛んで来ていましたので、拾い集めて捨てました。

買い物に行くと、スーパーの棚は震災以来のガラガラ状態です。
北海道の地震もありましたから、しばらくこの状態が続くと思われます。

ヘルパーさんの話によると、ガスも電気も水道も止まっている地域があるとのことでした。
ライフラインの大切さをつくづく感じます。

先日、ガンの定期検診に行った際、ガン友に会いました。
彼女は「ガスも電気もない生活を昔の人はしていたのだから、私もしてみたい。」と言っていました。

タフな彼女は、実際、世界中を飛び回り、ガスも電気もないところでたくましく生きている人たちを見てきました。
技術や文化が発達すると、人間は生きる術を忘れていくのかもしれません。

もしも今、ライフラインが止まったら、私はたちまち生活に困ると思います。
便利な生活に慣れていますので、途方にくれるばかりでしょう。

今の生活は、多くの人に支えられて成り立っていることを改めて感じます。
平和な日々というのは、本当に有難いことなんだと思いました。

命あること、生活できることに感謝を忘れないようにしたいと思います。


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