ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

障害を意識させない介護

2018-02-01 11:07:53 | 日記
ゆうやは、時々とても困っています。

そう言う時は「う〜ん、う〜ん。」と声を出して考えていますので、すぐに分かります。
「どうしたの?」

「あのね、ボクをトイレに連れて行ってくださるときに職員さんがボクの足が硬いとおっしゃるんだ。」
ゆうやは、そう言ってふさぎ込んでしまいます。

ゆうやは、足の筋肉が緊張して、とても硬くなってしまうことがあります。
そうなると、立つ介助や歩く介助が全くできなくなります。

足の筋肉を緩めるために職員さんが「ゆうやくん、足が硬いよ。」とおっしゃるのでしょう。
けれど、それは逆効果になり、言われると余計に足に力が入って硬くなってしまいます。

今朝はベテランヘルパーさんが来てくださいましたので、そういう場合はどう対処されているのか尋ねました。
「僕は、ゆうやくんの足の間に自分の足を入れて、自分の足を上下左右に軽く動かしています。」

そうすると、ゆうやの足の緊張が緩んでくるのだそうです。
「ゆうやくんには笑顔を向けながら、他愛のない会話をします。」とおっしゃいました。

まさしくこれが介護の極意だと思いました。
障害を本人に意識させないことが、介護をスムーズに行うコツだと私も思います。

ゆうやの障害を本人に意識させてしまうと、ゆうやも何とかしないといけないと焦り、うまくいかないのです。
足が硬くなっている時は、全く関係のない話、例えば天気の話などをすると効果があります。

トラックや美味しいご飯の話などは逆効果です。
嬉し過ぎて緊張し、足が硬くなってしまいますから〜。

ゆうやは自分でうまく説明できなくて、とても困っている様子でした。
「お母さんからお話してね。」

ゆうやは、今朝はちょっと不安そうに作業所の車に乗りました。
作業所の職員さんには、私の方から説明させて頂こうと思います。


いつも応援して頂いてありがとうございます。
1日に1度だけクリックして頂けたら有り難いです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

コメント (2)