ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

ゆうや、ショートステイ中~

2010-11-01 00:17:07 | 日記
11月1日朝一番より私は癌治療を受けることになっていましたので、前々からゆうやのショートステイの予約をしていました。
前日の日曜日いよいよショートステイへ行く日になると、ゆうやの気分は朝から沈んでいました。
そんなゆうやを励まそうと、主人はゆうやの大好きなトラックにゆうやを乗せて雨の中、施設に向かいました。

到着後、施設の方と荷物の点検等打ち合わせを済ませてから、ゆうやが快適に1人で過ごせるように色々と試してみました。
まずは、ナースコールを自分で押せるかどうかです。
ベッドに横になってナースコールを体のそばに置いてみました。
ゆうやは一生懸命ナースコールに手を伸ばすのですが、なかなか触ることができません。
やっと触ることができても、指を開いてナースコールを掴むことができないのです。
何度も何度も挑戦してみましたが、残念ながら手にすることができませんでした。
ナースコールを吊るしてみたり、体の反対側に置いてみたりしましたが、触ることができませんでした。

ゆうやの胸のあたりにナースコールを置いてみると、コードをたぐり寄せて無事ナースコールを手に取ることができました。
しかし、体を動かすとナースコールは胸の上からベッドに滑り落ちてしまいます。
結局、スタッフの方に時々部屋に来て声をかけてもらうようにお願いしました。

次に持参したDVDプレーヤーの操作が自分でできるかどうか試しました。
家で練習してきたので、ベッドに横になりながらでも本体のボタンを押す事ができました。
更にリモコンを操作できるか試しました。
何度か挑戦した結果、なんとかできるようになりました。

途中、飲み物を買いにエレベーターに乗った時のことです。
普段はエレベーターのボタンを押すとき、いつもゆうやの指に介助者が手を添えていました。
自力で押すことができなかったのです。
外出の折には一日に何度もヘルパーさんが、ゆうやの指に手を添えて押すのを手伝ってくださっていました。

それが、体が傾いて姿勢が崩れていたものの、私達が手を添える前に、自力でエレベーターのボタンを押すことができたのです。
これにはゆうや本人も、非常に驚いていました。
そしてとても満足気でした。
私も、サプライズのハッピーバースデープレゼントをもらったような気分でした。
これはヘルパーさんに毎日ボタンを押す練習をして頂いて来た御蔭です。

今回もゆうやから、根気が大事だということを学びました。
「ありがとう、ゆうや。お母さんは癌治療頑張ってくるね。」


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