ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

スガ首相はなぜGO TO にこだわるのか

2020-12-13 11:27:30 | 日記
新型コロナの感染が爆発的に増え続けている。その原因をGO TO 関連事業が作り出していることは明らかなのに、スガ首相はなぜかGO TO 事業に執着し続けている。民主主義の世の中にあって、国民のいのちに無頓着なスガ政権の姿は異様としか言いようがない。スガ首相はなぜこれほどGO TO にこだわり続けるのだろうか。

ネットをちょっと調べただけで浮かび上がったのは、「政治は利害で動く」という単純な事実だった。政治を動かしているのはカネであり、利害だということを、昨今のGO TO 問題は浮き彫りにしたと言ってよい。利害関係団体から、政治権力を手にした実力者へのあからさまなカネの流れ。この実力者とは、言わずと知れた自民党の二階幹事長である。二階幹事長はスガ政権の生みの親だから、スガ首相は彼の言うことを聞かざるを得ないのだ。その結果としての「GO TO 縛り」である。この「GO TO 縛り」が原因でスガ政権はつぶれる可能性が大きい。とすればスガ政権を生み出したのも、つぶすのも自民党のドン、二階幹事長だということになる。

とりあえず事実の確認から。
1.二階幹事長は全国旅行業協会(ANTA)の会長を長年務めている。
(MAG2NEWS 7月15日配信《Go Toゴリ押しに批判殺到。業界団体の会長には二階幹事長の名》)
2.観光関連の14団体から二階幹事長らに計4200万円の献金が行われている。
(文春オンライン7月21日配信《Go Toキャンペーン受託団体が二階幹事長らに4200万円献金》)

ご覧のように、記事の配信はいずれも今年の7月である。かなり前からこうした事実がネットでは暴かれながら、メジャーな全国紙レベルではこの事実は公にならなかった。自民党のマスコミ対策が功を奏した結果だろうが、GO TO のばらまくコロナ禍がさらに猖獗を極めれば、以上のような業界との癒着の構図もあぶり出され、スガ政権は早晩つぶれることになるだろう。国民のいのちを屁とも思わないこんな政権には、一刻も早くつぶれてもらわなければならない。
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