ささやんの週刊X曜日

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

泥舟石破丸の船出に想う

2024-10-04 10:11:24 | 日記
けさの朝日新聞には、第1面にでかでかと次の見出しが打たれていた。

裏金議員を原則公認へ 首相、比例重複も容認 衆院選

結局は元の木阿弥である。

これまでの経緯を振り返れば、
裏金問題が発覚して、岸田自民の支持率が急降下した。
それが発端だった。
岸田首相は不人気を立て直すことができず、続投を断念。
これを受けて、
自民党の再生をかけた総裁選が行われた。
その結果の石破新総裁誕生だったが、
このへたれ男は早速、

「裏金議員を原則公認へ」

との方針を打ち出したのである。
これでは何のための総裁選の大騒ぎだったのかが、わからない。

報道によれば、石破新内閣の支持率は低迷しているらしい。
きのうの朝日新聞には、こう書かれていた。

「(石破内閣の)内閣支持率は46%で、不支持率は30%だった。(中略)発足直後の内閣支持率としては、岸田文雄内閣の45%に次いで、2番目に低かった。一方、不支持率は、麻生太郎内閣の36%に次ぎ、2番目に高かった。
(朝日新聞9月3日)

この世論調査の結果も、当然というべきだろう。

裏金問題で泥舟と化したダークな自民党。
その自民党を再生させるために選ばれた石破氏が
「裏金議員を公認」したことに、
私はちっとも驚かなかった。
この結末は、石破氏が自民党幹事長に
森山裕(79)を据えたときからわかっていた。
「党内融和」を最優先に考えるこの老練な「まとめ役」が
なあなあの「裏金議員を公認」する方針を打ち出すことは、
あまりにも明白だった。

「党内融和」を考えたのでは、
ダークな自民党を変えることはできない。
こんなことすら、このへたれ男・石破はわかっていないのだ。
小泉純一郎ではないが、
「自民党をぶっ壊す」ぐらいの気概がないと、
しがらみでガチガチになった自民党を再生することはできない。
今回の自民党総裁選の候補者の中には、残念ながら
その気概を持った人物はいなかった。
自民党の不幸というべきだが、
斜陽の泥舟自民党では
そんなオポチュニストしか生み出せないのである。
やれやれ。

コメント
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