前川前文科事務次官が、北のミサイルに劣らない衝撃的な大砲をぶっ放
した。きょうの朝日新聞は、一面ででかでかと次のように報じている。
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」
(岡山市)の獣医学部新設計画について、前川喜平・前文部科学事務次
官が朝日新聞の取材に対し、昨年9~10月に和泉洋人・首相補佐官と首
相官邸で複数回面会し、「総理は自分の口から言えないから、私が代わっ
て言う」などと言われたと証言した。「獣医学部新設を早く認めるよう求
める趣旨だった」と語った。
この前川砲で安倍政権もいよいよ終わりか、と思ったが、テレビのワイド
ショーを見る限り、どうもそんな雲行きではなさそうだ。この砲弾でも、
安倍政権はびくともしない、とだれもが見ているようなのだ。
しかし、この砲弾が何の効果も持たないとしたら、安倍政権は今後、何で
もありのやりたい放題、とてつもない独裁政権になってしまうだろう。
今回、加計学園の新設問題に際して、首相サイドが用いたのは、ヤ●ザの
鉄砲玉に似た、単純かつ伝統的な仕掛けである。「はい、あっしがたしか
に殺りました。間違いありません。ですが、親分からは何一つ具体的な指
示はいただいておりやせん。これについては、記憶にありませんので、確
認のしようがないのです。へえ」
鉄砲玉の存在を暴露した前川砲は不発に終わり、そんなことはなかったよ
うに、事態の大筋は安倍首相の思わく通りに進んでいる。きょうの新聞各
社は、社説では、挙(こぞ)って北のミサイル発射問題を取り上げている。
テレビを付けると、ワイドショーでは、前川砲を取り上げている番組もあっ
たが、「出会い系バー」の店内の配置や、料金システムをただただ紹介する
ばかり、「共謀」の意図があるかどうかは分からないが、官邸サイドの目く
らまし作戦に完全に乗せられてしまっている。
暖簾に腕押し、糠に釘。それでもこの政権が高い支持率をなぜ保っている
のか、愚鈍な私には理解できない。
した。きょうの朝日新聞は、一面ででかでかと次のように報じている。
安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」
(岡山市)の獣医学部新設計画について、前川喜平・前文部科学事務次
官が朝日新聞の取材に対し、昨年9~10月に和泉洋人・首相補佐官と首
相官邸で複数回面会し、「総理は自分の口から言えないから、私が代わっ
て言う」などと言われたと証言した。「獣医学部新設を早く認めるよう求
める趣旨だった」と語った。
この前川砲で安倍政権もいよいよ終わりか、と思ったが、テレビのワイド
ショーを見る限り、どうもそんな雲行きではなさそうだ。この砲弾でも、
安倍政権はびくともしない、とだれもが見ているようなのだ。
しかし、この砲弾が何の効果も持たないとしたら、安倍政権は今後、何で
もありのやりたい放題、とてつもない独裁政権になってしまうだろう。
今回、加計学園の新設問題に際して、首相サイドが用いたのは、ヤ●ザの
鉄砲玉に似た、単純かつ伝統的な仕掛けである。「はい、あっしがたしか
に殺りました。間違いありません。ですが、親分からは何一つ具体的な指
示はいただいておりやせん。これについては、記憶にありませんので、確
認のしようがないのです。へえ」
鉄砲玉の存在を暴露した前川砲は不発に終わり、そんなことはなかったよ
うに、事態の大筋は安倍首相の思わく通りに進んでいる。きょうの新聞各
社は、社説では、挙(こぞ)って北のミサイル発射問題を取り上げている。
テレビを付けると、ワイドショーでは、前川砲を取り上げている番組もあっ
たが、「出会い系バー」の店内の配置や、料金システムをただただ紹介する
ばかり、「共謀」の意図があるかどうかは分からないが、官邸サイドの目く
らまし作戦に完全に乗せられてしまっている。
暖簾に腕押し、糠に釘。それでもこの政権が高い支持率をなぜ保っている
のか、愚鈍な私には理解できない。
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