というわけで、「アバター」を鑑賞してきました。
いやあ、はっきり言って、日本人だったら、この物語、ものすごく燃えることができます。
もう、お金以上の満足感!。しかも3Dだし。なんつーか、ものすごくお得感があるよね(まあ、3D視聴代金なんてもの、取られたけどさ(苦笑))。
もう日本人だったら、絶対、映画館に行くべきですよ!。3Dは自宅じゃ見れませんからね!。もう、あれは映画館で見てこその迫力だし、存分に楽しめますよ、こいつは!。
それに後で理由は書くけど、日本人だったら、絶対行くべき!。もう日本人にとっても記念碑的作品ですからね!。
それにこれ、キャメロンはん、絶対日本人向けにつくっているよね!。だって、ジャパニメーション的表現がわんさか!。
そんでもって、ああいう結末だもんね。
というわけで、まあ、普通に感想書いちゃうと、これから見に行くというひとの邪魔になるだけなので、
あらすじには触れずに、感想だけ、書く感じで。
しかし、非常にジャパニメーション的表現が目につきましたね。これは、要は日本アニメの良い部分を片っぱしから
パクッてきて利用し、「アバター的世界」に再構築した、と言えるんじゃないでしょうか。
つながる表現は、「攻殻機動隊」の草薙少佐だし、カプセルに入ってでっかい人間動かす表現は「エヴァンゲリオン」だし、
でっかい飛行体表現は、「未来少年コナン」の「ギガント」だし、人が操縦するメカは、「戦闘メカ・ザブングル」のウォーカーマシンまんまだったし、
もう、なんか映像は、「ファイナルファンタジー」シリーズやってるみたいだし、でっかい木表現も、「ファイナルファンタジー」シリーズにあったし、
ひかりの束で癒される表現は、「風の谷のナウシカ」のたくさんのオームの触手に癒される表現まんまじゃん。
ドラゴンに乗る表現は、もう、いろんなゲームにあるし、それこそ「ナウシカ」のメーべみたいだったし。
ラストシーンだって、草薙少佐表現だし。
「志村、うしろうしろ」表現まで、あったぞー!(笑)。
それに脚本も日本のアニメや漫画を相当研究してその構造を取り入れているし、無理なく話をすすめていて、安心して見ていられますね。
ま、とにかく、ドキドキワクワクうひょー!って感じでした(笑)。ま、「エイリアン2」オマージュな設定とかもあったし、楽しかったしねえ。
まあ、いずれにしろ、日本で漫画やアニメやゲームのファンやっているひととの親和性はめちゃくちゃいいですよ、これ。
っていうか、構造的にも表現的にも、あれは日本のアニメや漫画そのものです。
「アバター」は、日本文化から生まれたと言っても過言ではないのです。
(っていうか、パクリすぎだろ、キャメロンさんよ!)
それに以前にも書いた内容だけど、これは欧米的な収奪を目的とした戦争派・圧倒的物量作戦民族と
森や自然に神がやどる、という世界感を持ち、森や自然を守っている誇り高き戦闘民族との戦いを描いたモノですからね。
前者は欧米をモデルにし、後者はどう考えてもかつてアメリカと戦った日本を初めとしたアジアや中東の国々をモデルにして構想されています。
特に日本の要素が非常に多いと感じましたねえ。第二次大戦で、自分の死さえ顧みず家族や国を守った日本のサムライの姿がダブリます。
あの時、竹槍で爆撃機に立ち向かったエピソードを、よく教師が当時の日本を馬鹿にする言説に使っていましたが、ほんと教師ってどうして後ろ向きな馬鹿が多いんだろ。
あれは、それだけ誇り高かったって証拠だろ。勝てないと知りつつも、最期まで戦う気概を失わない誇りの高さを表していると捉える方がより実態に近いだろ。
ったく、情報の取扱い方のセンスの低い後ろ向きなアホってのは、ほんと同じ情報でも、自分をより誇るような話に変えるんだから、後ろ向きの教師って
ほんとにレベルが低いし、センスもないよね。
まあ、似たようなシーンが「アバター」にもあるんで、そういう「思い出し怒り」が突如でるわけですが、まあ、お許しください(苦笑)。
さて、物語がどうなるかは、実際に見て頂くとして、この物語がこれだけ世界的にウケ、興行成績が非常に優秀だという事実は、
何を表しているんでしょう。
これは、やはり大きなパラダイムシフトが全世界で起こっていると考えるのが、普通でしょう。
欧米的価値観から、民族的価値観へ価値観がシフトしているんです。特に日本的価値観というものが、これだけ世界中から注目され、ファンを獲得している背景には、
日本的価値観により創作された漫画やアニメが世界中で注目され、売られ、放送されている事実がまずあります。
アメリカンコミックのような単純な世界観ではなく、日本のアニメや漫画に見られる日本人的美意識に裏打ちされたサムライ的構図、
「大切なモノに殉じたり、そのために死をも恐れずに戦う。どんな状況にも絶望せず、誇り高く戦う!」、
といった姿勢が、人間の根源に訴えるのではないでしょうか。自分は日本人で、日本人的美意識旺盛な人間なので、
それ以外のひとが、どういう意識で日本人的な美意識にあこがれていくのか、よくわかりませんが、本能的に惹かれていると見ていいでしょう。
以前書いた記事(自転車関連カテゴリー、「サムライ・スポーツ」)でも指摘しましたが、サムライ的要素を持つサイクルロードレースがヨーロッパでは人気ですからね。
そういう日本的美意識に惹かれる素地というものは、欧州にはあったということでしょう。
そして、ほぼ日本的価値観や美意識を下敷きにして、作られたこの「アバター」の大成功はそれだけ、日本的価値観や美意識が世界的に受け入れられ、主流にさえ、
なりつつあるということを表現していると見るべきでしょう。
近年、世界各国で、ジャパニメーションのイベントが行われ、日本の漫画が普通に売られています。日本食は大ブーム、日本人のアイドルが欧米で活躍し、
ツール・ド・フランスに日本人が久しぶりに出場すると、各国の報道陣が先を争って報道する。
そういう事実を鑑みれば、日本人的価値観や美意識というものが、世界の潮流の中で、大きな位置を示し始めているということが、納得できると思います。
そういうことから言えば、この「アバター」という作品は、
「日本人的価値観や美意識は非常にすばらしいものなのだ」、と全世界の人間に認めさせた、日本人にとって記念碑的作品
ということになるのです。だから、これだけ視聴を勧めるのです。
我々は、そういう世界に今、日本人として生きているのです。
それは、大きな誇りでもあります。
我々は今や、日本人であることを大いに誇りにすべきなのです。
今が大きなチャンスじゃないですか。世界に打って出るのは、今が最高にいいときです。
日本人的価値観や美意識が今、大きく世界に羽ばたき始めているのです。
日本人なら、すべからく「アバター」を見よ!。
世界が、日本人が遠い祖先から紡いできた物語を、祝福しているのを実感するのだ!。
いやあ、はっきり言って、日本人だったら、この物語、ものすごく燃えることができます。
もう、お金以上の満足感!。しかも3Dだし。なんつーか、ものすごくお得感があるよね(まあ、3D視聴代金なんてもの、取られたけどさ(苦笑))。
もう日本人だったら、絶対、映画館に行くべきですよ!。3Dは自宅じゃ見れませんからね!。もう、あれは映画館で見てこその迫力だし、存分に楽しめますよ、こいつは!。
それに後で理由は書くけど、日本人だったら、絶対行くべき!。もう日本人にとっても記念碑的作品ですからね!。
それにこれ、キャメロンはん、絶対日本人向けにつくっているよね!。だって、ジャパニメーション的表現がわんさか!。
そんでもって、ああいう結末だもんね。
というわけで、まあ、普通に感想書いちゃうと、これから見に行くというひとの邪魔になるだけなので、
あらすじには触れずに、感想だけ、書く感じで。
しかし、非常にジャパニメーション的表現が目につきましたね。これは、要は日本アニメの良い部分を片っぱしから
パクッてきて利用し、「アバター的世界」に再構築した、と言えるんじゃないでしょうか。
つながる表現は、「攻殻機動隊」の草薙少佐だし、カプセルに入ってでっかい人間動かす表現は「エヴァンゲリオン」だし、
でっかい飛行体表現は、「未来少年コナン」の「ギガント」だし、人が操縦するメカは、「戦闘メカ・ザブングル」のウォーカーマシンまんまだったし、
もう、なんか映像は、「ファイナルファンタジー」シリーズやってるみたいだし、でっかい木表現も、「ファイナルファンタジー」シリーズにあったし、
ひかりの束で癒される表現は、「風の谷のナウシカ」のたくさんのオームの触手に癒される表現まんまじゃん。
ドラゴンに乗る表現は、もう、いろんなゲームにあるし、それこそ「ナウシカ」のメーべみたいだったし。
ラストシーンだって、草薙少佐表現だし。
「志村、うしろうしろ」表現まで、あったぞー!(笑)。
それに脚本も日本のアニメや漫画を相当研究してその構造を取り入れているし、無理なく話をすすめていて、安心して見ていられますね。
ま、とにかく、ドキドキワクワクうひょー!って感じでした(笑)。ま、「エイリアン2」オマージュな設定とかもあったし、楽しかったしねえ。
まあ、いずれにしろ、日本で漫画やアニメやゲームのファンやっているひととの親和性はめちゃくちゃいいですよ、これ。
っていうか、構造的にも表現的にも、あれは日本のアニメや漫画そのものです。
「アバター」は、日本文化から生まれたと言っても過言ではないのです。
(っていうか、パクリすぎだろ、キャメロンさんよ!)
それに以前にも書いた内容だけど、これは欧米的な収奪を目的とした戦争派・圧倒的物量作戦民族と
森や自然に神がやどる、という世界感を持ち、森や自然を守っている誇り高き戦闘民族との戦いを描いたモノですからね。
前者は欧米をモデルにし、後者はどう考えてもかつてアメリカと戦った日本を初めとしたアジアや中東の国々をモデルにして構想されています。
特に日本の要素が非常に多いと感じましたねえ。第二次大戦で、自分の死さえ顧みず家族や国を守った日本のサムライの姿がダブリます。
あの時、竹槍で爆撃機に立ち向かったエピソードを、よく教師が当時の日本を馬鹿にする言説に使っていましたが、ほんと教師ってどうして後ろ向きな馬鹿が多いんだろ。
あれは、それだけ誇り高かったって証拠だろ。勝てないと知りつつも、最期まで戦う気概を失わない誇りの高さを表していると捉える方がより実態に近いだろ。
ったく、情報の取扱い方のセンスの低い後ろ向きなアホってのは、ほんと同じ情報でも、自分をより誇るような話に変えるんだから、後ろ向きの教師って
ほんとにレベルが低いし、センスもないよね。
まあ、似たようなシーンが「アバター」にもあるんで、そういう「思い出し怒り」が突如でるわけですが、まあ、お許しください(苦笑)。
さて、物語がどうなるかは、実際に見て頂くとして、この物語がこれだけ世界的にウケ、興行成績が非常に優秀だという事実は、
何を表しているんでしょう。
これは、やはり大きなパラダイムシフトが全世界で起こっていると考えるのが、普通でしょう。
欧米的価値観から、民族的価値観へ価値観がシフトしているんです。特に日本的価値観というものが、これだけ世界中から注目され、ファンを獲得している背景には、
日本的価値観により創作された漫画やアニメが世界中で注目され、売られ、放送されている事実がまずあります。
アメリカンコミックのような単純な世界観ではなく、日本のアニメや漫画に見られる日本人的美意識に裏打ちされたサムライ的構図、
「大切なモノに殉じたり、そのために死をも恐れずに戦う。どんな状況にも絶望せず、誇り高く戦う!」、
といった姿勢が、人間の根源に訴えるのではないでしょうか。自分は日本人で、日本人的美意識旺盛な人間なので、
それ以外のひとが、どういう意識で日本人的な美意識にあこがれていくのか、よくわかりませんが、本能的に惹かれていると見ていいでしょう。
以前書いた記事(自転車関連カテゴリー、「サムライ・スポーツ」)でも指摘しましたが、サムライ的要素を持つサイクルロードレースがヨーロッパでは人気ですからね。
そういう日本的美意識に惹かれる素地というものは、欧州にはあったということでしょう。
そして、ほぼ日本的価値観や美意識を下敷きにして、作られたこの「アバター」の大成功はそれだけ、日本的価値観や美意識が世界的に受け入れられ、主流にさえ、
なりつつあるということを表現していると見るべきでしょう。
近年、世界各国で、ジャパニメーションのイベントが行われ、日本の漫画が普通に売られています。日本食は大ブーム、日本人のアイドルが欧米で活躍し、
ツール・ド・フランスに日本人が久しぶりに出場すると、各国の報道陣が先を争って報道する。
そういう事実を鑑みれば、日本人的価値観や美意識というものが、世界の潮流の中で、大きな位置を示し始めているということが、納得できると思います。
そういうことから言えば、この「アバター」という作品は、
「日本人的価値観や美意識は非常にすばらしいものなのだ」、と全世界の人間に認めさせた、日本人にとって記念碑的作品
ということになるのです。だから、これだけ視聴を勧めるのです。
我々は、そういう世界に今、日本人として生きているのです。
それは、大きな誇りでもあります。
我々は今や、日本人であることを大いに誇りにすべきなのです。
今が大きなチャンスじゃないですか。世界に打って出るのは、今が最高にいいときです。
日本人的価値観や美意識が今、大きく世界に羽ばたき始めているのです。
日本人なら、すべからく「アバター」を見よ!。
世界が、日本人が遠い祖先から紡いできた物語を、祝福しているのを実感するのだ!。
ボクのブログで↑の文章を紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
>非常に面白い視点と思いました。
そうですか。ありがとうございます。
ま、そう本気で、思っているんですけどね(笑)。
>ボクのブログで↑の文章を紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
ええ、全然、構いません。どんどん、やってください。
しかし、この記事、けっこうリンクされているみたいですね。けっこう前に書いた、記事ですからね。
では、ねずきちさん、コメントありがとうございました。