すきむブログ

東北地方のとある町での暮らしをつづります。
四季折々の花や野山の風景など。
お菓子や田舎料理のレシピも紹介します。

てるてるあした

2010-01-04 13:06:14 | 読書
加納朋子さんの本。

幻冬舎文庫版。

この作者さんの本は、全く初めて。
たまたま本屋さんの棚に並んでいたのを手にして。


親の借金による夜逃げのため、ひとり「佐々良」という
田舎の町の遠い親せきと言われる家にやってきた15歳の
照代。

せっかく合格した高校も、金が払えずに行くこともかなわず。

いっしょに暮らすことになったのは、口やかましい婆さん。
鶏ガラのようにやせ細った久代婆さん。
近所の人々からは魔女と言われる人物。

どうしようもない親を恨み、自分の境遇をのろうような毎日。
照代の元に差出人不明のメールが届き始める。

その謎が解けるとき、照代を包む温かな真実が明らかに。



とっても心温まるお話。
この人の本を、もっと読んでみたくなりました。

最近は、ハードな警察ものとかばっかり読んでるからネ~


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2 コメント

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Unknown (ビター)
2010-01-04 20:41:43
よいお正月をお迎えのことと存じます。
昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします♪

お忙しいのに読書をよくされていて感心するわ~
私は全然捗らない・・・
思いがけず「当たり」の本に出逢うと、嬉しいものですよね!
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ビターさんへ (スキムミルク)
2010-01-05 11:27:49
お正月、あっという間に終わっちゃいましたね。

こちらこそ、ビターさんのブログには思わず
ニヤリやそうそうって頷いたり。
いつも読み逃げでゴメンネ~。

本は大好きなので、つい時間を忘れてしまうのが
難点かしらネ(笑)
また、面白いのを見つけたらアップしますね。
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