「報道の仕事が突然、罪に」 香港、 リンゴ日報創業者の公判開始
12月18日、廃刊した反中的な香港紙、蘋果日報(アップル・デイリー)の創業者で、香港国家安全維持法違反などの罪に問われたジミー・ライ氏の審理が始まる。
英米は釈放要求
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先月、レオン・ライのコンサートを見に香港に行った際も、もう無いと分かっているにも関わらず、思わずコンビニや街角のスタンドに赤いリンゴのロゴが目印の新聞を探してしまった。
しかし、デジタルの媒体がこれだけ広がっているのだ。以前は店頭の目立つ所に新聞が何紙もおかれていたのに、新聞自体がすっかり隅の方に追いやられているようだった。新聞だけでなく、雑誌の数も少なくなっているようだった。
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一部6HKドルのリンゴ日報は芸能情報が充実しており、コンサートが香港コロシアムで行われていれば、期間中ずっとそのコンサートの写真が紙面を飾っていた。
広東語は分からずとも、漢字からその内容を推測して楽しみ、コンサート情報が掲載された新聞はお土産として持ち帰る。そんな風に楽しんでいた。
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逮捕から3年、本格審理が始まったものの、厳しい判決が出る可能性が高いとの事。
写真は今私の手元に残っている2016年4月の蘋果日報(アップル・デイリー)