幼なじみの女性と結婚し、幸せな生活を送る男性。証券会社のサラリーマンとしての生活も安定していたはずなのに、彼が選んだ次の職業はなんとシェフ。
小さい頃から兄貴と慕っていた男性と結婚し、儲けとは無縁の日傘屋を楽しそうに営む女性。
幸せを疑う余地などなかったはずの二人の前に突然現れた青年シェフ。
男性に料理の技術を教えに来たはずなのに、彼は料理だけでなく、「二人を同時に好きになることが出来るのか?」と言う苦しみを妻に運んで来る。
兄貴と慕う夫の事は愛しているのに、何故か青年シェフの前でも自然な笑顔を見せる妻。
夫の疑いはどんどん膨らんで来る。青年は特に彼女への思いを隠す訳でもない。ただ少しずつバランスは崩れていく。
三人の思いを考えたら、もっと毒を持った思いが感じられる映画になるはずなのに、画面はどこまでも爽やかで、三人が同居する一軒家はまるで無印良品のカタログから抜け出したようだ。妻を失うかも知れない男性の焦燥感は感じられず、どこまでも爽やかな画面は、何にも縛られる事のない若いシェフを無条件に応援しているようにさえ見える。
三人の愛に憎しみなし。あるのはどこまでも爽やかな画面だけだ。まあ、それもいいかも知れない。憎しみ合わない愛を探したかったのかも知れないし。
韓国映画ではあるが、唐辛子のような辛さは無し。
****
青年シェフを演じたチュ・ジフン。彼の新作を見ることが出来るのはどんなに早くてもあと三年はかかるだろう。
何年かかってもいいから、また仕事している姿を見たいものだ。
小さい頃から兄貴と慕っていた男性と結婚し、儲けとは無縁の日傘屋を楽しそうに営む女性。
幸せを疑う余地などなかったはずの二人の前に突然現れた青年シェフ。
男性に料理の技術を教えに来たはずなのに、彼は料理だけでなく、「二人を同時に好きになることが出来るのか?」と言う苦しみを妻に運んで来る。
兄貴と慕う夫の事は愛しているのに、何故か青年シェフの前でも自然な笑顔を見せる妻。
夫の疑いはどんどん膨らんで来る。青年は特に彼女への思いを隠す訳でもない。ただ少しずつバランスは崩れていく。
三人の思いを考えたら、もっと毒を持った思いが感じられる映画になるはずなのに、画面はどこまでも爽やかで、三人が同居する一軒家はまるで無印良品のカタログから抜け出したようだ。妻を失うかも知れない男性の焦燥感は感じられず、どこまでも爽やかな画面は、何にも縛られる事のない若いシェフを無条件に応援しているようにさえ見える。
三人の愛に憎しみなし。あるのはどこまでも爽やかな画面だけだ。まあ、それもいいかも知れない。憎しみ合わない愛を探したかったのかも知れないし。
韓国映画ではあるが、唐辛子のような辛さは無し。
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青年シェフを演じたチュ・ジフン。彼の新作を見ることが出来るのはどんなに早くてもあと三年はかかるだろう。
何年かかってもいいから、また仕事している姿を見たいものだ。
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ジフニは確か小林聡美女史の@めがねとかを好きな映画に挙げていましたよね?
話の内容は全然違いますが、画面の感じは同じ香りだったような気がします。
5行以上あってうれしいです(笑)
家で見たほうが楽しい映画だと思うのです。
ゴロゴロしたり、美味しいジュース飲みながらとか・・のジフニ堪能映画。
シェフなのにタバコ吸うシーンとか許せないんですけどね・・・
やっぱりあの話し方、声とかがすきなんだなって思いました。
だけど、それと映画の出来は違います。
日本映画っぽいから、なじめないのかもって思ったり
(私はアジアの湿度の高い映画がすきなので)