香港が遠い場所にならないようにニュースをチェックしているのだが、新聞の記事に香港の文字を見つける機会は少しずつ減っている。
以下、10月から11月上旬の新聞の見出し
台湾、香港から移住拒絶も 中国政府との関係警戒(台湾当局はキャセイパシフィック航空元従業員の永住権申請を却下)
香港、人材流出に危機感(新長官施政報告 トップ大卒にビザ 高度人材を呼び込むための政策パッケージとの事だが効果の程には疑問の声も・・・)
香港の労働力人口は減少し、外国人向けの就労ビザの承認件数は2020年以降大きく減っているとの事。シンガポール等と人材の獲得競争も・・・
香港ドル、揺らぐペッグ制 米ドル連動 売り止まらず・・・外貨準備急減(企業や人材の香港離れで香港ドルを買う主体が見当たらない)
マカオのカジノ、苦境続く 中国本土からの客激減 政府、他分野へ投資圧力
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香港にとって景気のいい記事は残念ながら見当たらない。
中国共産党大会が開幕した翌日(10/17)の日経新聞の朝刊のコラムには、レオン・ライとマギー・チャンが共演した映画ラブソングの事を取り上げられていた。
コラムは、1980年代中国から夢を抱いて香港にやって来た彼らの夢が、こんな未来だったのか・・・という言葉で締めくくられていた。