私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

補佐官 第1,2話

2019-07-06 11:12:04 | 補佐官 韓国ドラマ

警察官を辞め、国会議員になる為に、ソン議員の補佐官として働くチャン・テジュン。
法案の原案を作成し、ロビー活動に対応し、表舞台に出るのは議員だが、実際政治の世界を取り仕切っているのは補佐官のようにも思える世界だ。
補佐官は政治という会社に就職しているかのようにも見える。

どうやら出来る補佐官として認められることが、国会議員になる大事な足掛かりだ。

本業以外にもインタビューを受けたりして名前を売ることにも余念がない。
そんなインタビューの場を作り彼を助けるのは、国会議員のカン・ソニョンだ。
若く美しい女性議員の彼女は、どうやら党のイメージ戦略の一翼を担っているようなのだが、そんな出ている杭でなくても打たれる政治の世界で、なんと2人はこっそりと付きあっているのだ。(リスク管理はいいのか・・・)

ライバルが党首選に出馬しそうになれば、それを事前に阻止し、検察がソン議員を調べていると情報を入手すれば、古巣の警察に手を回して、検察が違法捜査をしていることを掴み、捜査を中断させる出来る補佐官のテジュン・・・・

出来る補佐官にある弱点は彼女のことだけなんだろうか・・・

権力にしがみつこうとする国会議員にとっては、聴聞会で素晴らしいパフォーマンスを行い、出来る国会議員というイメージ戦略が何よりも大事らしい。
ブラック企業で解雇や労働者の自殺が続き、デモが行われていることが問題となっている。
国民が注目している問題を解決してこその国会議員だ。聴聞会を開き、ブラック企業を質すことが出来れば、選挙にも有利だ。そこで誰が優れたパフォーマンスが出来るのか、誰が自分の論理に有利な証人を連れ出すことが出来るのか、国会議員とは思えないえげつない足の引っ張り合いがある。

労働問題に長い間取り組んでいる議員を出し抜いてパフォーマンスをあげようとすれば、当然軋轢が生まれる。議員同士だけでなく、補佐官同士も当然戦略を練り、相手を出し抜こうとする。
チャン・テジュンが違う議員の補佐官から裏切り者呼ばわりされているのは、仕える議員を変えたからだ。
「権力を持って世の中を変えてこその議員です。方法はいいんです。結果が全てだ。」チャン・テジュンがそんな風に思うのは、警察官時代、デモを行っていた労働者を守れなかった苦い思い出があるから。理想を実現させるためには、汚い手段も必要と、慕った議員の元を去り、今の議員の元で補佐官をやることを選んだ彼。

元、ニュースキャスターのカン・ソニョンも勿論彼のそんな思いを十分に理解しているし、元記者のチーフ秘書もそんな彼の考えに共鳴してサポートを惜しまないようだ。(出来る男性と出来る女性はお互いに呼び合うものらしい・・・)

労働問題に長い間取り組んでいた議員の行動が認められたことを快く思わない議員(正確にはその思いを忖度した補佐官か・・・)裏で手を回して彼がスキャンダルに巻き込まれるように事件を捏造するのだ。



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