謎を解き明かす為に再びプレーヤーで音楽を聴くことで1998年に戻るジュニは、ミンジュが襲われた現場にインギュの補聴器が落ちていた事で彼が容疑者になっている事を知るのだが、インギュは何故再びミンジュの家に向かったのかについて口を閉ざしていた為、学校でも立場が危うくなる。
ジュニは頭に浮かぶミンジュのとぎれとぎれの記憶から犯人が同じ同級生である事を確信するも、インギュでないことを証言。なんとかミンジュ、インギュそしてシホンの3人の友情は守られる事になるのだが、インギュとシホンの2人はすっかり性格の変わった彼女に戸惑うばかりだ。「私の性格が事件後に変わった事を知った犯人は絶対自分に近づいてくるはず。だから犯人を捕まえる為に私は自分を変える!」と出来る会社員らしいジュニの思考で難局を乗り越えようとする彼女には、ミンジュのフリをして1998年を乗り切る気持ちなどさらさらないのだ。
インギュとシホンには自分の出自は隠すものの、27レコードそして27カフェの店長であるミンジュの叔父には自分の秘密を早々に打ち明け協力を求めるのだ。彼女のこの行動が2023年に繋がっていくのだからこれは大事な事なのだが・・・なんとも大胆な行動だ。
しかしこのジュニの行動はインギュとシホンを混乱させる。
インギュは彼女をおとなしいミンジュだと思っているため、彼女の変化に戸惑いを隠せない。野良猫を可愛がっていた彼女の姿はそこにはないのだから当然だ。
さらにシホンはジュニの活発な様子に心惹かれる。ミンジュの姿はしているもののそのジュニの活発さに心惹かれる自分をコントロールできないのだ。
ミンジュを巡って三角関係ようにも思えるが、実際はインギュとミンジュ、シホンとジュニという別々のカップルの話なのだからなんとも複雑だ。
そしてそこにミンジュの姿を陰から追うもう一人の同級生登場だ・・・
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謎を解くためにはジュニが2023年に帰る必要があると思うのだが、いまだ彼女が戻れる方法は見つからず。なんだか高校生活を満喫しているようにも思える・・・