今日のマイ・コーチとのセッションテーマは、「コーチ、講師をやっている大義」。
何のために時間とお金をかけてコーチングを学び、夜や休みの日を使ってコーチングしているのか。研修の準備をしているのか。
もちろん「好きだから」というのもあるし、いろんな人と出会って一緒に学べるのは楽しい。
ただ、「自分が」という"for me"の理由だけでは続けられないし、大げさかもしれないけど「大義」があるとめげずにやり続けられる気がする。
それ故のテーマ設定です。
「そもそもどんな理由でコーチや講師を始めたのか」
原点を探ると、10年以上前、自分が行政改革担当で頑張ってるときの体験がベースです。
地元で一生懸命やってるけど、新しいことやこれまでのやり方を変えることなので、ほんとにこれでいいのか迷いまくったし不安でもあったし。
反対されたり批判されたりしながら凹んでいる毎日でも、当時の行政経営フォーラムのオフ会に出て、自分以上に頑張ってる人達と話しをすると「もっと頑張ろう!」というエネルギーをもらえてました。
そんなんがあったので、なんとかやり遂げられたんじゃないかなと思います。
自分がコーチングをする理由は、そんな単身頑張ってる自治体職員が東京あたりまでオフ会に出て行かなくても、凹んでも立ち直れる、元気になれるガソリンスタンドみたいな役回りができればと思ったから。
どんなに頑張っても給料が上がるわけでもない役所の職員にとっては、密かな自分の中のやりがいや達成感、小さくても市民の方からのお礼の言葉だったり喜んでもらった姿だったりが報酬であり、それを見つけるお手伝いをコーチングや研修を通じてやりたいというのが自分のそもそものミッション。
コーチと話している中で、改めて再確認できました。
人間は忘れる動物であり、それを常に新鮮に心に持ち続けるためにも、ビジョンやミッションを言葉にして言い続けることはとても大事なことだと思います。
その意味でも、定期的なマイ・コーチとのセッションは私にとって大切な時間です。
ギアチェンジ、とても楽しみです。またお話を聴かせてください。