行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

夢も希望も(^_^;)

2006年04月24日 | ニュース記事
キャリア官僚は敬遠? 国家公務員1種申込者が過去最低 (朝日新聞) - goo ニュース
以下、上記から引用です。
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○ 人事院は24日、06年度の国家公務員採用1種試験の申し込み状況を公表。申込者数は2万6268人で、現行制度になった85年度以降で最低となった。

○ 前年度比4844人(15.6%)減で、落ち込み幅も過去最大。人事院は「景気回復で民間の採用獲得競争が激しい」と分析しているが、公務員の総人件費削減が政治課題となる中、キャリア官僚がいっそう狭き門になっていることも反映しているようだ。

○ 申込者数は、不況期の96年度の4万5254人がピーク。05年度は2273人(6.8%)減り、今年度はさらに大幅減となり、バブル全盛期だった89年度2万7243人を下回った。

○ 05年度の1種試験の倍率は18.6倍。中でも最難関とされる「行政」の倍率は144倍で、しかも合格した60人のうち採用は9人にとどまった。また、人事院では、45独立行政法人が06年度から非公務員化し、理工系、農学系の採用が減ったことも要因とみている。
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確かにキャリアの採用枠が合格者60人のうち9人というのは狭き門だし、民間の採用が増えてきていることもあるのでしょうが、一番は行政に職業としての魅力がなくなってきているということではないでしょうか。

最近聞く話は公務員バッシングか給料を下げる話、人員削減ばかり。将来に夢を持てる話題はないですわねぇ。

今仕事している人間さえ暗い気持ちでいるのに、希望に燃えて就職するという雰囲気ではないような・・・

殿下のところも、昨年若干受験生が減りましたが、少子化と相まって、今後は人材の確保が難しくなりそうです。

給料が全てではないにしても、頑張っても報われない報酬ではモチベーションも下がります。

税金の払いがいがあるような仕事をしようとハッパかけていますが、職員自身がどこで働きがいを感じられる職場にするか・・・

頭が痛い
コメント
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