ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

躍動感 タイムフィール とトランペット

2019年12月16日 00時26分00秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

早く寝よう、と思って、そして冷静に考えて早く寝ることも可能なのに、なぜか12時過ぎてます、、、不思議なり。。。

いやー、今日も桐沢さんのYouTube見ておりまして、


「アメリカでは『リズム感』(rhythm feel)って言葉はないですね。日本で言うリズム感に当たるのは『タイム』」と言う話をしていました。

ほほう!!

「リズム感」って言わないのねー。
そう言えば、別の動画で
「『縦ノリ』『横ノリ』って知ってる?どう言う意味??」みたいなトークをアメリカ人としてて、「えー??分かんない、、、」と言いながら平面的な縦横を想像して話が進んでおりましたが、、、

日本の吹奏楽などでは、ひと昔前まで「縦ノリ」「横ノリ」よく出てきましたよね?

んー、1拍子的なのを縦ノリ、メロディックなノリを横ノリと言ってたかと思います。

「縦ノリ」はあまり良い意味で使われることはなくて、ちょっと表現力がなくてエーイ!!と勢いでやってる感じみたいなニュアンスで使ってたかなー??


でも、アメリカじゃーそう言うことすら言わないのねー。

なーんと!!


で、その「タイム」ってのね。ここの屋台骨が「4分音符」で、その4分音符の正確性を支えるのがアフリカンコンセプト的な2と3のリズム。。。

そしてそれがグルーブの元になる。。。


それでね!!


このアフリカンコンセプト的な、タイムを感じて、そこに乗って、、、

ってのをトランペットを吹く時に使おうってんで、


まずは吹き始める前に、すでにそこにそのタイム感があるように、、、

ビートを感じて、、、


そこに乗ってスタート!!


すると、体の準備とかいろんなものがとても良い。それに体のエネルギーも使える。音にもエネルギーが乗る。


なんだか、このグルーブ的なモノが物凄く大切なモノに感じて来ました。

で、よーく考えてみると、、、


めっちゃ絶好調だった時代は、それまでは不得意だった「カラオケ(マイナスワン)」に乗っかって吹くのが物凄く自然で吹きやすかったんですよねー。

そう、その前は苦手だったの。そして、不調の時もなんか乗っかりづらい。準備が間に合わなかったり苦しかったりするんだよね。

でも、調子の良い時は、これが自然ですごく一体感があったんだよねー、、、


ま、ま、まさか!!

このタイムフィールが?!これが大事なの??

トランペット吹くのにめっちゃ大事なのがタイムフィールなの???


うーん、、、でもあり得るな、、、


このいわゆるリズム感とかテンポ感とか、いつだって大事だとは思ってるんですよ。

メトロノーム使ってみたり、いろいろやってはみるんですよ。

でも、このアフリカンコンセプト的な、自分の中のエネルギーとか躍動感とか、そう「グルーブ」っていう観点じゃ無かった。


単に、「ちゃんとしないと!」とか「正確に」とか、、、

そう言う「グルーブ」じゃない、強制&矯正、強迫観念、、、そう言うモノの中で、メトロノームってモノに合わせようとしてるから、

体の「エネルギー」や「躍動感」が圧倒的に足りて無かったんだよね。

その中で「縛り」が増えて、「ダメ出し」もたくさんになって、「ねばならぬ」とか「それじゃダメだ!」がもっとエネルギーを奪う、、、

そんなんじゃ、楽しくないしワクワクしない。エネルギーも乗らない。

もっと、自分の中に躍動感がいるね!!エネルギーもいるね!!

その原動力にアフリカンコンセプトはなり得るね!!

ふむふむ、、、


あああ、、、これは大事だなー!!

もっとやって行こう!!と思います。

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