こんばんはー!!
いやー、なんて早いんでしょう。この前お正月だと思ったら、もう3月も半ばですよ。そして、明日は3月11日。あっという間に7年ですか、、、信じられない。
と、そんな調子ですが、我らが新潟市ジュニアオーケストラ教室も出演します、ジュニア音楽教室合同のスプリングコンサートが、今月末ってことで、ホントもうちょいですわー。
今日の午前は、単科教室のレッスンだったので、トランペットの生徒のレッスン、そして午後からは、A合奏チームの練習ってことでね。
出来るだけ、具体的に分かりやすいように、何をすればいいか分かるように、合奏を進めようと思っちょります。
でもうーん、この前SNSで吹奏楽コンクールについてかな、どなたかが言ってたんだよね。
先生がやりたいことを叶えるために生徒を使うんじゃなくて、生徒がやりたいことを先生が手助けするのが一番いい、
的な。うほー。ハッとするようなお言葉ですな。うん。
そこが本当に難しい。
子どもたちの中に「こんな風に演奏したい!!」ってのがあったら良いんだけど、「何となくやってる」ってこともたくさんあって、そんな場合は「目標」がなかったり、何のためにやってるのか(例えば仲間と合わせるのが楽しいとか、楽器が好きとか、曲が好きとか、、、)とかの「目的」とかが、特にないって時ねー。
どうしてやってるのかな??みたいな子にとっては、「どんな風に演奏したいか」ってのが、ものっ凄い先の方にあるからね。ひとまずこんな感じにしようよ!!という指標を示してあげて、それをまあ土台として持ってもらうっての、それも大事だと思うわけ。
本当なら、ヨーロッパなんかのように、街の教会に行けば、生演奏が聞けたり、路上などでも演奏してる人がいるとか、なんかそんな身近なところに音楽が常にあって、そしてフランスとかみたいに、楽器を始めるより前にソルフェージュがあって、そこから楽器を始めるってことであれば、音のイメージとか音楽とかはすでに身に付いてて、そこに音楽の素養がプラスされてて、それを使って、楽器を習う、、、ハー!!理想的ー(≧∀≦)
私たちの間だと、楽器を演奏する「やり方」を先に習って、そこから「んで、どうします??」ってね。でも何を表現したいとかってのはよく分からなくて、ひとまず「ミスなく」とか「ちゃんと」とかなんかそんなことを目指してしまうね。
なんか、今流行りのカラオケバトルみたいなの、そういう感じ。音程を外さないとか、ビブラートがどれ程かかってるとか、、、
そこを目標にするとまあ、日本人的には分かりやすい。
でも、んで??ってなりますよね、、、そこなんだよねー。
そういう「表現したい何か」が大切だよなぁ。伝えたいこと、伝えたい相手、、、、そういうの。
んー、なんか今の英語教育とも通じる気がしてきた。
英語が話せるといいですよねー、ってんで、どんどん早期教育になっていってるけど、実際そんなには話せるようになってないし、もっと言うと「んで、英語が話せたとして、何を誰に伝えたいの??」ってのがないんだよなー。
ツールや手段だけがあって、目的とか対象が定かじゃないの。
これって、何でしょうね??
どうせなら、やりたいことや伝えたいことがあって、それを叶えるには、、、で手段が出てくればいいのになぁ。
中身を育てるには時間も手間も労力もかかる。
上っ面だけなら、すぐできそうな感じになる。そこら辺の、本当に大事な中身ねー、時間かけて育てていかないとダメなんだろうなー。。。
そんなことを思いますですよん。