小学校の金管バンドを教えに行くと、まず困るのが、同じB♭の音を出すことが難しいこと。
『音が出ない』のではなくて、『今、何の音を吹いてるのか』が分からない。
人と同じ音を吹いているのか違うのか?!の意識があまりない…
そういうとき、おっと!!こりゃ大変だ!となり、ピーンチと思うけど、チョビッと燃えたりもする。
最近、小学校では譜面とか読まないのかな~?!
まず、小学校と言えば譜面が読めなくて当然…みたいな雰囲気が結構ある。
ここは賛否両論あるところだけど、
個人的にはたどたどしくても構わないから、読もう!ということを前提にすべきだと思っている。
英語は喋れれはいいからって、ABCを教えないとか、ローマ字や漢字は読めなくても話せればいいって思ってる人はあんまりいないと思う。
譜面は読めなくても確かに生きて行く上で困ることはない。
でも、もしもたどたどしくても読めたら、自分の知らない曲にチャレンジすることができる。世界が広がる。興味が持てる!!
『音楽』の『授業』がある時点でちょっとくらいそういう『教養』部分があってもいいかなーって。
難しいことは分らなくても、ドレミくらいは!
話が広くなりすぎたけど、戻って『金管バンド』などの場合。
まあ100歩譲って譜面は読めなくてもいいとする。
でも自分の楽器のドレミファソラシドを吹けない(把握していない)と曲はちょいと大変かも!
特に金管楽器は指押すところがあるから、それをやれば音が変わるように思われているけど、なーんと指変えて出せる音は7つだけ。
半音づつだからドレミファソよりも狭い範囲しか変らない。
一般的にトランペットの音域は2オクターブ半(もちろんもっと出るし人によっては5オクターブと言う人もいる!)なので、少なくとも30音くらい出るはず。
となると同じ指で何個も音を出すことになる。
だから自分で狙って音を出さないと、同じ指でやたらとたくさんの音に当たってしまい、毎回違う音になるなんて事も起きてしまう。
フレンチホルンは管が長いので、さらにたくさんの音が出るので一昔前なら、見事に狙い通りに出せたらブラボーだったらしい(今は、みんなうまさ爆発なのでそんな話は聞かないけど!)。
というわけで、自分が音階を把握していることがとても重要である。
ピアノなどのように音と鍵盤が1対1対応のものは、譜面に書いてある音がどんな高さか想像できなくても、鍵盤を押しさえすればとりあえず狙った音が出る。
トランペットで何の音が出てるか分らなくて、吹く度にいろんな音を出していた子も、木琴を弾いたら、譜面を見てちゃーんとメロディーを弾いていた。
歌だとなーんとなくドレミが歌える、そんな子には、指遣いで教えるのではなく、是非ドレミで教えてほしい。
そして、是非その楽器の音階(ドレミ)を教えて欲しい。
学校の先生の中には、その楽器のドレミを教えると、たくさんの移調楽器に指示を出すのが難しくなるので、ちょっとアヤフヤにやってしまう人もいる。
そうすると、曲をやろうとしたときに、メチャメチャ手間がかかる。
みんな自分が何の音を吹いてるか分らないので、すぐに人につられてしまう(一つの指でたくさん音がでるので)。
1回覚えても、次またやるときに基本(よりどころ)がなくて、また分んなくなっちゃう。
そうすると、また先生は大変!!あーこりゃ大変!とよけい大変になる。
なので、最初面倒くさく、しかも指示する側にとってはややこしいかもしれないけれど、是非しっかりと音階をやりましょうっ!!
あ!ここでいう音階とは別に全調スケールとかそういう意味じゃなくて、もちろんそれができたらいいけど、そうじゃなくて単にドレミファソラシド。
アルトホルンなどB♭管じゃなくE♭管などがまざっていると結構済し崩しになって、そのパートが生きてこないのをよく見掛ける。
でも音階さえ分れば自分で少しは曲を吹ける可能性が出て来る!
是非楽譜に対応させて、音の間隔をしっかり覚えさせよう!
基礎をつけてやるのがきっと指導する側の役割だ。
自分で考えられるようにしてあげる。分る土台を作る。
あー!私も頑張ろう!
学校の先生が金管の指導をしやすくするのも仕事のうちだ!
『音が出ない』のではなくて、『今、何の音を吹いてるのか』が分からない。
人と同じ音を吹いているのか違うのか?!の意識があまりない…
そういうとき、おっと!!こりゃ大変だ!となり、ピーンチと思うけど、チョビッと燃えたりもする。
最近、小学校では譜面とか読まないのかな~?!
まず、小学校と言えば譜面が読めなくて当然…みたいな雰囲気が結構ある。
ここは賛否両論あるところだけど、
個人的にはたどたどしくても構わないから、読もう!ということを前提にすべきだと思っている。
英語は喋れれはいいからって、ABCを教えないとか、ローマ字や漢字は読めなくても話せればいいって思ってる人はあんまりいないと思う。
譜面は読めなくても確かに生きて行く上で困ることはない。
でも、もしもたどたどしくても読めたら、自分の知らない曲にチャレンジすることができる。世界が広がる。興味が持てる!!
『音楽』の『授業』がある時点でちょっとくらいそういう『教養』部分があってもいいかなーって。
難しいことは分らなくても、ドレミくらいは!
話が広くなりすぎたけど、戻って『金管バンド』などの場合。
まあ100歩譲って譜面は読めなくてもいいとする。
でも自分の楽器のドレミファソラシドを吹けない(把握していない)と曲はちょいと大変かも!
特に金管楽器は指押すところがあるから、それをやれば音が変わるように思われているけど、なーんと指変えて出せる音は7つだけ。
半音づつだからドレミファソよりも狭い範囲しか変らない。
一般的にトランペットの音域は2オクターブ半(もちろんもっと出るし人によっては5オクターブと言う人もいる!)なので、少なくとも30音くらい出るはず。
となると同じ指で何個も音を出すことになる。
だから自分で狙って音を出さないと、同じ指でやたらとたくさんの音に当たってしまい、毎回違う音になるなんて事も起きてしまう。
フレンチホルンは管が長いので、さらにたくさんの音が出るので一昔前なら、見事に狙い通りに出せたらブラボーだったらしい(今は、みんなうまさ爆発なのでそんな話は聞かないけど!)。
というわけで、自分が音階を把握していることがとても重要である。
ピアノなどのように音と鍵盤が1対1対応のものは、譜面に書いてある音がどんな高さか想像できなくても、鍵盤を押しさえすればとりあえず狙った音が出る。
トランペットで何の音が出てるか分らなくて、吹く度にいろんな音を出していた子も、木琴を弾いたら、譜面を見てちゃーんとメロディーを弾いていた。
歌だとなーんとなくドレミが歌える、そんな子には、指遣いで教えるのではなく、是非ドレミで教えてほしい。
そして、是非その楽器の音階(ドレミ)を教えて欲しい。
学校の先生の中には、その楽器のドレミを教えると、たくさんの移調楽器に指示を出すのが難しくなるので、ちょっとアヤフヤにやってしまう人もいる。
そうすると、曲をやろうとしたときに、メチャメチャ手間がかかる。
みんな自分が何の音を吹いてるか分らないので、すぐに人につられてしまう(一つの指でたくさん音がでるので)。
1回覚えても、次またやるときに基本(よりどころ)がなくて、また分んなくなっちゃう。
そうすると、また先生は大変!!あーこりゃ大変!とよけい大変になる。
なので、最初面倒くさく、しかも指示する側にとってはややこしいかもしれないけれど、是非しっかりと音階をやりましょうっ!!
あ!ここでいう音階とは別に全調スケールとかそういう意味じゃなくて、もちろんそれができたらいいけど、そうじゃなくて単にドレミファソラシド。
アルトホルンなどB♭管じゃなくE♭管などがまざっていると結構済し崩しになって、そのパートが生きてこないのをよく見掛ける。
でも音階さえ分れば自分で少しは曲を吹ける可能性が出て来る!
是非楽譜に対応させて、音の間隔をしっかり覚えさせよう!
基礎をつけてやるのがきっと指導する側の役割だ。
自分で考えられるようにしてあげる。分る土台を作る。
あー!私も頑張ろう!
学校の先生が金管の指導をしやすくするのも仕事のうちだ!