ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

分かるか?!それとも分らないか?!

2009年08月26日 15時23分24秒 | Weblog
レッスンをしていて、非常にお互いに積極的かつ建設的に進む時と、何だかちゃんとやれよー!みたいな手応えもなく後味も悪い時がある。


うまく行く時はお互いハッピーなのでいいのだけれど、うまく行かないとき、きっと人によると思うんだけど、何でやらないんだ!!と腹が立ったり、生徒がダメ!と思ったり、または指導力がないんだ…とへこたれたりすると思う。


私の場合は、生徒が悪いと思うことはほとんどなくて大抵、自分の力の足りなさにガッカリすることが多い。


ところで、本日は…


非常にお互いハッピーなレッスンができた。

午前と午後で別々の小学校をハシゴしたのだけれど、どちらもなかなか楽しかったーぁ!!



いいときとダメな時、どんな違いがあるか?!と言うと、はっきり分ることが1つある。


生徒は、『目標』やひとまずの『ゴール』がはっきり見えると積極的に頑張ることができる。何を言われているのか、何が求められているのか分らないと、動けない。

『分らない』状態から起きることは2つ、やる気がない、消極的な感じになるか、あるいは全く関係ないことをやったり騒いだりして別な方にエネルギーを使う。


ちなみに、目標がはっきり見えても、あまりにも現状と開いていては興味を失うし、また彼らの現状をしっかり理解して共感した上で小さな次のステップを設定してあげなければ、やはり、やる気がなくなる。


今日は、全員で統率がとれて…と言う意味ではバラバラにやっていたのだけれど、その分、個々に次のステップを設定してあげて、困っている子は積極的に質問したりして、そこを一緒に解決して…という感じで、生徒一人一人と共感しつつ進められたって気がしたから、楽しかったんだろうなーと思う。



私自身があまりにもプレイヤーモードだと、彼らに対しても、同じ風に、『目に見えない課題』をクリアするように求めてしまうことがあって、ピンと来ない子はちょっと置き去りになる。


こちらがちょうどよく余裕があると非常によい。

結局、やっぱり教える側の要因って大きい!

どこでも何でも、生徒の質より、監督・コーチ・指導者一つで全く変わってくるもんなー!


子供たちの『分かった!』『できた!』という笑顔を一つでも多くできるように頑張ろう!!
コメント
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