ホトケノザは花を咲かせて受粉し種子をつくったり、閉鎖花で種子をつくったりします。
花が咲いている下の段あたりをみると、ガクの付近に、黒っぽい種子をたくさんみることができます。
アリが、種子の付近をうろうろしていますよ。
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ホトケノザの種子には、“エライオソーム”というアリが好む白い付属体がついていて、アリは種子についたエライオソームを食べるためにホトケノザの種子をせっせと巣に運びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d0/d026b59c1951f94be9607a24db67c03c.jpg)
そうすると、その種子は自然にアリの巣(土の中)に運ばれるというすごい仕組みになっているんですね。
ホトケノザは閉鎖花で確実に種子をつくるだけでなく、その種子を土の中まで持っていかせる方法まで備えていたんですね。 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
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