キッコウハグマの種子が綿毛を広げて、飛び立とうとしています。
種子はタンポポのようには多くなくて、3個しかありません。
というのも、頭花が3個の小花でできているからです。
1個の小花は先が5つに深く裂け、3個集まってまるで1つの花のように配置しています。
つぼみが多くあるような感じがしますが、ほとんどが閉鎖花のようです。
広げてみると中にはもうすでに、ちゃ~んと種子が3個できています。
ハグマ(白熊)が耳慣れない言葉ですが、中国産のヤクの白い尾のことで、
旗や槍の装飾として使ったものだそうです。