畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春暁値千金(その1)

2022-03-30 08:47:42 | 自然

 目覚めて洗面台の前に行き、表を見ると忙しなさそうに小走りのキツネ。

国道を横切るかと思ったら、方向転換し隣家の脇に消えてしまった。

 そうだ、キツネが走られるほど雪の表面は硬くなっているぞ。

身支度を整え、日が昇り明るくなったタイミングで散歩に出る。川岸に近づくとカモのつがい。

 

 カモたちも利口です。

昨年の狩猟解禁日頃には姿を消していたのに、今は平気で川に戻りました。

 

 朝の逢引きを邪魔されたカモのカップルは鳴き交わしながら去る。

雪面も川面も暖かな春の日差しが注ぎ、岸辺の雪消えからも春の到来が感じられる。

 

 硬い雪を踏みしめながら川沿いに歩き続ける。

遠く見える建物は堤防、魚野川を越えた向こうの下水処理場の建物です。

 

 「雪帽子の猫柳 寝ぼけまなこのウグイ 春はまだかと待ちぼうけ 遥か遠いふるさと

  忘れちまった童歌 名も無き子守歌 ないものねだりで逃げ出した遥かとおいふるさと

  帰ろかな やめようかな 朝一番の汽車に乗って 帰ろかな やめようかな長いトンネル抜けて」

 (ブームの『帰ろかな』より)

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雪を運び春を呼ぶ

2022-03-30 04:35:10 | 自然

 雪の搬出作業がようやく我が家の近くまで来た。

手前の横断歩道の標識さえ埋めてしまっていた雪の山もほぼ無くなりました。

 

 寒中は毎日のように続いていた除雪機の出動。

いつになったら春が来るのかと思うような日々が続いていました。

 

 この雪が消えるには何年かかるかと聞いた人もいたとか。

雪のない地域で暮らす皆さんから見たら、信じられないような雪でしょうから無理もない。

 

 春らしくなった駅です。

屋根から滑り落ちた雪は、最後は屋根とつながり何回も搬出していました。

 右端に見える公衆電話ボックスも完全に埋まり見えない時期もありました。

でも、三月末ともなればこんな風景に変わるのです。完全に消えるにはもう一月かな。

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