畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載267「銀杏と木枯らし一号と銀杏かぶれ」(その2終わり)

2022-03-13 12:16:43 | 暮らし

    銀杏と木枯らし一号と銀杏かぶれ(その2終わり)

 

 近年のことだが、気の毒なことに同級生がその銀杏かぶれにやられてしまった。小学校の近くの畑で仕事をしていると、先生が低学年の児童を伴って、校庭の脇の銀杏を拾い集め始めた。先生はかぶれる危険性はご存じなかったらしい。

 驚いた彼は駆けつけて「かぶれたら大変なことになる。私が拾い集めてやる」と手伝いを申し出て拾ったそうだ。ところが、善意があだになったと言おうか、なんと彼自身が重症の「銀杏かぶれ」の被害を被ることに。

 痛痒さに我慢できず、皮膚科の医者に診察を受けた。「失礼なんだよ。俺を見た看護婦さんは、くるっと後ろを向いて、肩を大きく震わせていた。ありゃ、笑っていたんだぜ」なんて報告してくれたのでした。

 顔だけだったらまだしも、用を足すたびに触れる大切な部分も、皮膚が敏感でかぶれたという。「いやー、でっこくなってのう」なんていう彼につい「うらやましい」なんて混ぜ返して言ってしまった、馬鹿な私でした。

     (終わり)

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「凍み渡り」で雪の上を散歩

2022-03-13 04:03:25 | 自然

 消雪促進剤の散布を終えて帰宅。家に入ると散歩に誘われた。

17号線を横断し、橋を渡り水田に積もった雪の上を歩く。橋から見た下流方です。

 

 こちらは同じく橋の上から見る上流方。

川面に春の太陽が映ります。両岸の雪消えもまだまだでこれからですね。

 

 橋を越えました。

堤防越しに向こうの山、そして山の上の木沢集落も見えます。

 

 正面左奥に「未丈ヶ岳」そして、右には「越後駒ケ岳」が見えます。

いずれも登頂経験のある山で、なつかしさがこみ上げます。もう登られないのかな。

 

 堤防に着き、我が家の方向、畑のある山を振り返る。

今の積雪はどれくらいかな。ニュースでは津南町は267cmと言っていましたが。

 晴れが続いたら、山の上にも上ってみたいなー。

次の休み14日は雨の予報だし、次に凍み渡りが出来るのは来週後半かな。

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