
十三歳の誕生日を二月末に迎えたマックスは、なんだかすっかり老犬の仲間入り。
でも、散歩時に連れて行く相手を引っ張るような歩き方だけは力強い。
田植えが終わり、緑に染まりつつある水田の間の砂利道を行きます。

堤防の上に到着。
犬たちの散歩コースにも良く使われるようでマックスは盛んに匂いを嗅ぎます。

失礼「あら、よっと」とこの辺の動作も昔と同じに足はよく上がります。

春の恋の病が思ったよりも重症でその後遺症も有るのかな(笑)。

そして、今はまだ衣替えの真っ最中。
厚く、白っぽい冬毛が抜けると下から、黒々とした薄い夏毛が現れる。
ここのところは飼い主スベルべも羨ましいところ。スベルべも頭が黒々としてきたらなー(大笑)。

巻いた尻尾をピンと立て、元気よく歩く足取りは軽いけれどもねー。

ぐるりと周り、「マックス!マックスの畑に行くよ」と畦道を近道する。
ところがね、畑を見ようと履いてきたゴム長に石粒が入り、
出そうとして片足立ちになったらば、よろけてゴム長を田圃に落としちゃいました。
濡れて冷たいゴム長を履き、畑を回りながら考えました。
「うーん、マックスも老いたけれども、片足立ちでよろけるなんて飼い主も老いたなー」なんて(笑)。