畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

朝の四時から豆を植える

2012-06-17 04:32:25 | 

 毎年、大豆「秘伝」の種蒔きはスベルべママママの教え通り6月6日に決めている。
「秘伝」の種豆は自家産のものを何年も使っていたけれども、昨年は水害で品質低下。
そこで、二月一日に開催された「春一番種物フェアー」で新規に購入してみた。


 自家産の種も厳選して、購入したものと区分して播く。
「秘伝」は晩生の大豆ですが枝豆としても香り高く、濃い味の絶品。
そして、乾燥して大豆に仕上げた物も、枝豆と同じ評価が出来る絶品に成る。


 畑に直播きする方法も有るけれど、私は鳥の食害を恐れて苗を育てて植える。
一粒一粒確認しながら筋状に播きます。


 薄く覆土して散水を続けると、大豆は土をムックリと押し上げてくる。
先ずは根を伸ばし、それから双葉が開くようです。 


 ほら、あっちでも、こっちでもムクムク、ムクムク。


 これは別品種の早生の枝豆「湯上り娘」。
もう名前からして美味しそうだけれど、先程の晩生の「秘伝」にも劣らぬ香りと味です。
今年は枝豆、大豆としてはこの他に「美味い茶豆」と「肴豆」を播いています。


 こちらは「落花生」の苗です。
味にこだわりを持つスベルべは在来種の薄皮が赤い、小粒の品種の実栽培。


 こちらは豆では無いけれど、ネギの苗ですね。
楽しみにしている、初めての葉ネギ「九条太ネギ」ですよ。
今月末には別の畑に移植しましょう。「葉先まで美味しい」なんて宣伝ですから楽しみです。 


 昨日は、夫婦二人とも四時に目覚めた。
妻いわく、昨夜は九時に寝たから睡眠時間は七時間と十分。
ポツリポツリと落ち始めた雨に「雨が本降りにならないうちに秘伝を植えましょう」と促される。

 前日も夕方は六時半過ぎまで畑で働いていたと言うのに、百姓には土曜も日曜も有ったものではない。
小雨の中、大急ぎで「秘伝」を植え付けます 。一時間半ほどで植え終わり。

 上手く行ったら、植え付け後に雨が強まり、如雨露での散水は省略できる。
そうなったら、土曜日でもあるしゆっくりと休養しよう。
なんて、内心思ったけれども、なんと、雨は朝だけで上がってしまった。

 二人で息抜きを兼ねて「小千谷」に買い物に出かけたけれど、すぐに帰宅して再び畑。
結局、六時半過ぎまで働いてしまいました。いやー、本当に忙しい日々の五月、六月です。

 今朝は雨の音で目が覚めたから、雨の日曜日になるのかな。
でも、今日は六組のお客さんが来宅の予定。

 長岡の割烹「卯月」の店主ご夫妻は奥様が電話を下さり「久しぶりにお顔を見たいから」ですって。
こんな、丸坊主の禿げ頭に会いに来て下さるなんて嬉しいですね。
さて、今日こそ畑は完全休養日に成るのでしょうか、いやワーカーホーリックで一度は畑に出るでしょうね。
コメント (7)
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