練馬区にある、ちひろ美術館・東京へ。
荻窪からバスに乗り、下車徒歩5分。
迷わないか不安だったんだけど、チラシの地図を見て、道端の
電信柱に貼ってある道案内に従って、無事到着。
住宅街の中にあるこじんまりした建物。
入口をはいってすぐ、カフェとミュージアムショップがあって、
美術館ぽくない、あたたかな感じ。
昔いちど行ったことがあるんだけど、絵を見るのに階段を昇り
降りして、コンパクトだったなぁという記憶しかなく。
でも、2002年に改築されたそうで、通路が広く段差がなく
バリアフリーな造りに。
ちひろのアトリエの復元や、庭もあり、いい雰囲気。
ちひろの作品と、企画展と、ゆっくり鑑賞。
「ちひろ・秋のいろどり」
ちひろといえば、こどもと花のイメージだったので、あまり
秋の印象がなく、どんなかなと。
絵を間近で見ると、水彩のにじみやぼかしが本当に美しい。
秋の紅葉の暖かい色、枯葉のシックな色、空気の涼やかな色。
ちひろの秋の絵、予想以上に素敵でした☆
「2000年代の日本の絵本展」
自分がリアルタイムで読んだものはなく、図書館で見かける
いまの絵本、どんなかなと。
絵本画家21人の作品(約100点)と、絵本も展示されていて。
絵本を読みつつ原画と見比べると、絵本よりも原画のほうが
明るかったり暗かったり、さらに細かな描写がされていたり。
絵本で見ると1枚の絵だと思っていたら、原画のほうは一部が
コラージュだったり。文字が載っていないので「絵」に集中。
絵本もいろいろ読めて満足。いまの絵本って読み応えあるなぁ。
最後にショップを眺めて、ちひろのポストカードを3枚購入。
ナマで絵を見るって、ヒーリング効果があるような。
ゆったり、リフレッシュしました!