創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

続・創価学会を斬る-23

2017-09-30 06:52:44 | Weblog

続・創価学会を斬る  藤原弘達 (昭和46=1971 日新報道)
    ------(P148)---(以下、本文)-------

学会・公明党文化工作の“ウルトラC方程式”
  次に創価学会・公明党の宣伝と文化人工作を兼ねる重要なものに出版社がある。そのカナメとなるのは「聖教新聞社」と「潮出版社」である。聖教新聞社は創価学会の機関紙「聖教新聞」をだしており、その発行部教は公称四一一万部といわれる。これは日本の三大紙「朝日」「読売」「毎日」に次ぐ発行部数といえる。そ機構は国内に七総局三十二支局をもち、海外は一総局八支局におよんでいる。そして取材記者一、〇〇〇人のほかに、一般学会員を取材に当たらせたりすることもある。紙面は学会関係に関するものと、一般紙が掲載するものとの両者からなっており、週四回は八ページ、残り三回は一二ページとなっている。この新聞を助けるために、「二十一世紀研究会」「近代マスコミ同志会」「現代マスコミ研究会」「近代思想研究会」「東洋研究会」などが協力している(浅野秀満『あすの創価学会』一九四~一九八ページによる)。このほか同社は『聖教グラフ』を出しており、その発行部数は公称一〇八万部に及んでいる。この聖教新間社の幹部が学会幹部によって占められていることはいうまでもない。社主は池田大作、社長は北条浩、編集局長は初代が石田次男で、そのあと秋谷栄之助、青木亨、福島源次郎とつづき、現在は美作房洋である。なお政教新聞社からは『日蓮大聖人御書講義』
『御義口伝講義』(上・下)、『立正安国論講義』、『創価学会入門』などの仏教関係書、それに出せば必ずべストセラーとなるいわゆ
る池田大作の『人間革命』などが出版されている。

 ついであげなければならないのは潮出版社である。同社は月刊総合雑誌『潮』、季刊雑誌『日本の将来』を出していて、『潮』の発
行部数は公称三七万部といわれ、いまや『文芸春秋』(公称五八万部)につぐ強さをもっている。ところがこの潮出版社なるものは単
に出版だけではなく、保険代理業や不動産業までできるようになっており、学会のぬけめなさを示している。社長は島津矩久である。
 なお潮出版社の利益は四十四年には二億一六九万円にもおよんでいるのだから大したものである。とてもまともな出版社ではまねのできない增収益である。
 ほかに東西哲学書院は『牧ロ常三郎全集』などをだし、鳳書院は秋谷城永(栄之助)の『創価学会の理念と実践』、小平芳平の『創価学会』なども出版している。この東西哲学書院は潮出版社が保険代理業、不動産業ができるのと同じく出版以外に保険業や仏具用品の製造販売、化粧品、煙草の販売、軽食喫茶に関するものなど、きわめて手広い営業をすることができるようになっている。この書院の四十三年度の利益は一億三三〇五万円であった。鳳書院は三十七年にできたものであるが、ここは割合まともな書籍雑誌制作販売に目的が限定されている。
 新しいところでは新社会研究所があり、『新社会情報パック』という本を四十六年五月から出版しはじめた。設立されたのは四十四年四月であり、さまざまな情報収集、興信業務を行なう機関でもある。さらに「総合ジャーナル社」があり、ここでは創価学会文化局の機関誌『文化創造』を発行している。
 創価学会・公明党の出版物としては、機関紙・誌のほかに、定期的に刊行されるものとして『公明グラフ』(三五万)、『公明写真ニュース』、『大白蓮華』(二〇〇万)、『灯台』(七万)、『大学新報』(一五万)、『聖教タイムズ』(一万)、『小、中学生文化新聞』(一五万)などがあり、それに池田大作の、小説『人間革命』(六一七万部)、『家庭革命』(三五万部)、『科学と宗教』(五〇万部)、『私はこう思う』(四二万部)。『わたくしの随筆集』(四五万部)、『私の人生観』(三〇万部)<発行部数四十五年十一月末>、あるいは日蓮正宗の教義などの仏教関係書が出版されており、その言論活動はまこと驚くベきものがあるといえよう。(浅野、足立、既掲書による)

 第三に文化工作としてつくられた芸能関係の外郭団体をあげる必要があろう。この種の団体としてもっとも著名なのは「民主音楽協会」である。この民音は労音に対抗して創立されたものであり、学会・公明党の宣伝および「折伏」に一役買っている。この民音の舞台には、ほとんどあらゆる音楽家、芸能人が登場し、時には外国から招待された楽団の演奏などもあり、われわれの気持をさそうこともある。そこが学会のつけめであり、音楽や演劇にさそわれ、民音にでかけると、ひとりでに学会のふんいきにとけこむようになる。また民音に出席したのを機縁に折伏攻勢を受けるようにもなる。民音の幹部も創価学会幹部があたっており、現在の代表は北条奏八である。
 ほかに「民主アーチスト協会」「富士吹奏楽団」といったものがある。前者は四十三年七月に結成されたもので、芸能人の組織化をはかったものである。選挙のときに、「公明党支持者」として名前をつらねる芸能人、街頭応援演説などに繰り出される芸能人は、殆どがこの協会に入っている。この協会の代表は阿部憲ー(参議院議員)であり、理事の中には三和完児、伊藤雄之助、二本柳寛、中村雀右衛門、川村深雪、和井内恭子といった人が含まれ、長谷川明男、守屋浩、増田順司、原田信夫、本間千代子、小林哲子など、テレビでおなじみのものも会員となっている。後者の「富士吹奏楽団」は純然たる創価学会内部の組織といってもよい。

 第四には、さまざまの「研究所」と称するものがある。例えば、『アジア文化』を発行している「アジア文化研究所」、『民族文化』を出している「アジア民族協会」、日蓮正宗の教義を研究している「東洋思想研究所」などがあり、その他、数えあげれば枚挙にいとまのないほどである。

 第五には、主婦や学生を対象としたものがある。奥様族の組織化をはかる「主婦同盟」、勤労婦人を対象とする「働く婦人の会」、学生を対象とした「新学生同盟」などである。この中でいささか触れる必要があるのは、「新学生同盟」であろう。学会は学生対策にかなり意を用いているからである。
「新学生同盟」は四十四年五月三日に池田会長が「学生運動の第三の道」を提唱して以来、学会内で本格的に取り上げられ、十月十九日に結成のはこびとなったものである。これよりさき九月二十五日に結成準備会が開かれたが、その時に当面の学内活動について「全共闘運動の一定の意義は認めるが、パリケードは戦術としても拙劣」「全共闘、民青など、他の学生組織と場合によっては共闘もありうる」「学生自治会は否定しないが、いまの自治会は多分に形がい化しており、新学生同盟から自治委員を送りだすことはしない」「基本的には反戦、反権力の闘争」といった考え方を示している。(「朝日新聞」四四・九・二六)
 十月の結成大会には、全国三三八の大学から七万五千人が参加したといわれ、ゲパ棒、竹ざお、ヘルメット姿が代々木公園を埋めたのである。学会員であるというだけで、スタイルは、いわゆるゲバ学生と少しも変わらない。かって池田会長も、このゲパ姿を喜んだことがある。
 学生部には現在二八万人が所属しているといわれるが、学会の各大学への浸透もかなり著しく、四十五年八月現在で、日大の六、〇〇〇人を筆頭に、中大四、〇〇〇人、法大三、三〇〇人、早大、明大、近大各三、〇〇〇人、拓大一、八〇〇人、関大、専修大、東洋大各一、五〇〇人などとなっている。東大や京大にも各七〇〇人いるということである。(浅野、既掲書による)
 人数だけからいえば、民青系学生、全共闘系学生を上回る数だが、各大学の内部では、まだまだそれほど大きな影響力をもっていない。大学生の相場が下がり、知能低劣なのも少なくないが、まだ創価学会にいかれるほどの学生は、それほど多くないのだろう。

 そのほかにも外郭団体はあり、例えば「新文芸評論会議」「第三文明協会」等々がある。そしてこれらは、いずれも学会,公明党の手足として動いているわけである。
        ---------(153P)-------つづく--

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