ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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東鳳翩山・板堂峠ルート

今シーズンはやっぱり暖冬ですね。昨シーズン東鳳翩山(ひがしほうべんざん)に登ったときには多いところで50cmくらいの雪があったのに、今回は皆無でした。昨シーズンの様子はこちらからご覧になってください。
どういうわけか予定のない日に限っていい天気です。家にいるのがもったいないのでひとりで登りに行きました。

★錦鶏湖と東鳳翩山


暖冬の上に水不足が心配されています。錦鶏湖の水量もずいぶん少なくて、湖面に写る東鳳翩山を撮影することができませんでした。

★21世紀の森


錦鶏湖のダムを過ぎるとすぐ左側に入る道にメインルートの「二ツ堂登山口」の道標がありますが、今回は直進しました。するとまたすぐに左側に行く細い道に「錦鶏の滝」の道標が現れます。この滝は通称「ナマナマルート」と呼ばれるルートの登山口なのですが、このルートも今回は使いませんでした。さらに車を走らせると道はぐんぐんと登り高度を稼ぎます。丁度峠に差し掛かったところにあるのがこの「21世紀の森」です。今回はここから中国自然歩道をたどりました。すでに標高は511mですから山頂との標高差は200mちょっとなのですが、アップダウンがあるので標高差以上のものを感じました。

★板堂峠


先ほどの21世紀の森の駐車場から車道を少し進むか、あるいは少し戻ると「萩往還」の道標があります。そこから萩往還に入ります。萩往還とは毛利家の参勤交代のための道で、お城のあった萩から現在の防府市の三田尻港までの約53kmの街道です。
どちらから入っても坂道を登り、登りきったところが萩往還の最高点の板堂峠です。何となく歴史を感じるたたずまいです。
山口市側から萩往還をたどると、ここまでは萩往還と中国自然歩道が重なっています。ここで萩往還は萩へと向かい、中国自然歩道は東鳳翩山へと向かうので、お別れとなります。

★国境の碑


先ほどの峠から萩市側に少し下がったところに「国境の碑」があります。「南周防国吉敷郡、北長門国阿武郡」と石に彫ってありました。

★中国自然歩道


板堂峠から東鳳翩山に至る稜線を通る道は中国自然歩道として整備されているのですが、このように階段が多いので嫌われます。ですからメインルートよりも人の数は少ないのです。

★山口市街地


先ほど山を見上げた錦鶏湖が眼下に見えます。その向こうは山口市街地です。山口市街地は盆地の中にあることがよくわかります。

★ショウゲン山分岐


ショウゲン山は鉄塔の立っている単なるピークで、ここから5分くらいで着きます。ここはテーブルが設置され、眺めもよいので休憩によく利用される場所です。僕もたまたま出会った72歳の男性と話し込んでしまい、その方がお昼を食べ始められたので、僕も一緒になって食べてしまいました。
またここは僕が禁煙を決意したというか、決意させられた記念の場所でもあります。もう4年が過ぎました。事の顛末につきましては2005年12月1日の記事に詳しく書いていますので、興味のある方はご覧になってください。

★登路より望む東鳳翩山山頂


どこからでもよく目立つ山頂です。いつも沢山の登山者で賑わいます。

★メインルートとの合流点


メインルートの二ツ堂ルートとの合流点です。昨シーズンは沢山の雪があった場所でしたが、今年は全く見ませんでした。

★水場の道標


水場を示す道標が新たに設置されていました。山口山岳会が設置したそうです。行ってみようかと思いましたが、山頂近くに示された水場というのは結構遠い場合が多いのでやめておきました。あとから聞いたところによるとやはりかなり下らなくてはいけないそうです。

★東鳳翩山山頂


歩いてきたルートと山頂の標識です。風もなく、本当にいいお天気でした。

明日は山頂からの風景をお送りしたいと思います。空気が澄んでいて遠くまで見渡すことができたのです。

その2に続きます。

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