ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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「無明(むみょう)」とは修行中のものが煩悩にとらわれている状態のことをいいます。そして不浄の者が「無明橋(むみょうばし)」を渡るとこの橋は崩れ落ちてしまうそうです。
国東半島には恐ろしげな「無明橋」が何ヶ所かありますが、この天念寺裏の「無明橋」が最高に怖いように思います。
いまから20年以上前、大学時代に一度訪れたことがあって、ずっと探していました。昨年インターネットで見つけて以来、いつか渡りに行きたいと思っていました。

★天念寺裏「無明橋」


中央左のアーチ状の橋が「無明橋」です。写真ではわかりませんが両側が垂直に近い角度で切り立った岩峰の間にかかっています。

★橋をアップにしてみました


橋の長さは2メートルくらい、幅は1メートルちょっとくらいでした。

★最後は鎖場をよじ登って行きました


両側は切り立った崖です。大学時代は平気だったのだろうかと思いました。

★「無明橋」です


見てのとおり、石をアーチ状に組んで作ってあります。こんな場所までこの石を持って上がった労力も驚きですが、どうやってその石をアーチ状に組んだのか疑問でした。昔の人の智恵には驚かされます。

★ひびっています


ピースなんてやっていますが、たぶん顔は引きつっているはずです。ですから写真を小さくいたしました。

★どこでも寝転ぶMさん


バランス感覚のよいMさんは全然平気です。

★「無明橋」の先にある祠


橋を渡った先には祠があって、そこで行き止まりでした。大学時代にはこんな立派な祠はなかったと思います。

★鎖場を慎重に下ります


登りよりもびびりました。みんな無事に生還できました。

★天念寺前の川の中にある「川中不動」


川の中の大岩に彫られている磨崖仏です。

★(参考)2月に行った中山仙境の「無明橋」です


こちらの「無明橋」は2つの石をつなぎ合わせてあります。幅は50センチくらいでしたが、向かって左側に迂回路が作ってあります。ただ右側は何もないので、それなりに怖ろしいです。






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